青森県むつ市金谷1丁目の47世帯でつくる新たな町内会組織「金谷みちのく地区会」が5月、発足した。市によると、市内の町内会新設は12年ぶり。24日、同地区会と市が地域活動へ互いに協力するパートナーシップ協定を結んだ。

 同地区会のエリアは十数年前から住宅が建ち始めてきた新興住宅地。子育て世帯が多く住む。福祉施設の「金谷みちのく荘」が近くにあり、住民たちが活動拠点として使っている。

 近隣の町内会には属していなかったが、昨年に地区のごみステーションが破損し、地域課題に取り組む住民組織が必要と考えるようになった。地域について住民同士で話し合う市の「ご近所知恵だし会議」を経て、地区会設立に至った。

 市役所で開かれた協定締結式では、市が地区会に、活動のための補助金3万円を交付した。佐藤昭彦会長は「通学路の清掃、幅広い世代の交流会、防災勉強会などの活動を考えている。安全・安心な地区を目指して活動したい」と話した。宮下宗一郎市長は「町内会はまちの細胞。住民自治の発展が、市の元気にもつながると期待している」と述べた。