新型コロナウイルス感染が世界的に長期化する中、青森県弘前市の観光施設・津軽藩ねぷた村(中村元彦理事長)は、免疫力向上などテーマを決めた3種のギフトセットをつくり、1日から販売を始めた。新型コロナ禍にあっても「多くの人に青森らしさを感じてもらいたい」と初めて企画した。

 ギフトは「アマビエ絶賛! 青森免疫力UPギフト」「津軽の夏! ケッパレギフト」「青天の霹靂 あどはだりギフト」。免疫力UPギフトはニンニク、唐辛子、酢、根菜などを使った商品を詰め合わせ、夏バージョンのアマビエねぷたを同梱(どうこん)。ケッパレギフトは、今年中止となった祭り色を前面に、金魚ねぷたようかん、アップルジュレ、リンゴの冷製ポタージュ、ホタテカレーなど、にぎやかな印象の取りそろえ。あどはだりギフトは特A米「青天の霹靂」やせんべい汁、サバ缶に、青天の霹靂のわら灰を釉薬に使った茶わんなどを組み合わせた。

 同施設の客は通常、県外や海外からの観光客が多いが、現時点で訪れる人は地域の家族連れらが目立ち人出は例年の半分に満たない(同施設担当者)という。国内の移動制限が解除されたとはいえ依然先行きの見通しが立たない状況で、ギフトセットを企画した同施設売店店長代理の齋藤真良(まお)さん(29)は「新型コロナの状況から、ふるさとに帰りたくても帰れない人もいる。夏祭りも中止になりましたが、少しでもこのセットで青森を感じてもらえれば」と話した。各セット送料、税込み5千円。店舗で受け取る場合は送料がかからないため、もう一品商品を選ぶことができる。問い合わせは同施設(電話0172-39-1511)へ。