「不純な動機」を試験勉強の武器にする思考法 結局、きれい事よりも競争心のほうが大切だ

「不純な動機」を試験勉強の武器にする思考法 結局、きれい事よりも競争心のほうが大切だ

学生時代だけでなく大人になっても勉強は続く。ただ、学生時代と違い、家庭や仕事を抱え多忙な社会人にとって、資格や英語などの勉強は大きな壁となって立ちはだかる。この連載では「2割の努力で8割の成果」を上げてきた鬼頭政人・資格スクエア代表が、悩めるビジネスパーソンからの勉強に関する相談に鋭く切り込み実践的なアドバイスをしていく。著者への勉強相談はこちらのフォームから!

【勉強相談】

通訳案内士試験を受験する予定です。英語力は、英検準2級(2013年取得)、TOEIC440(2015年取得)、TOEFL ITP493(2015年取得)程度です。通訳案内士になるためにはTOEICのスコアでいえば840以上相当、 センター試験の地・歴・現代社会で相応の点数を取るのと同程度の知識が求められます。今後、 どのように勉強していくのが最適でしょうか?

また、私がなぜ今まで、このスコアしか出せなかったのかを分析いたしました。私はたいへん神経質なのです。日常であったことを深く考えすぎてしまい、 勉強に支障が出ます。劣等感や負のエネルギーが異常に強いのです。そして集中力が続きません。通訳案内士になりたいというのには、 さまざまな理由があります。

1つ目は、 シンプルに、 仕事内容や働き方に魅力を感じたからです。

2つ目は、 職業により社会的な評価に差が出るというのを痛感したからです。通訳案内士というのが地位の高い職業なのかということはさておき、 学問を積まなければできない仕事だというところに魅力を感じます。

3つ目は最近兄妹が医学部に合格して、 自分ももう一度勉強したくなったから。 幼い頃、医師になりたかったということもあり、 この思いを昇華させたいというような意味もあります。

最後に、 とても個人的なことなのですが、 以前とても憧れていた人が弁護士だったから。 嫉妬心も入り交ざっております。不純といえば不純な動機からこの資格取得を目指しているのですが、 迷える子羊の私に厳しくご指南ください。

(30代、男性、公務員)

「社会的地位」に「嫉妬心」。あなたの動機は見事に不純なものばかり。ご質問には、「不純といえば不純」という控えめな表現を使われていますが、とてもとても不純ですよ。それだけでなく、文面からも、なかなかにネガティブな性格が伝わってくるような気がします(笑)。

難関試験に挑むのに「不純な動機」がプラスになる

でも、実は難関試験になるほど、不純な動機、負の動機のほうがプラスに働きます。

「お金が欲しい」「異性にモテたい」「相手を見返してやりたい」――。信じがたいかもしれませんが、こうした欲望がすばらしいモチベーションへとつながるのです。

たとえば通訳案内士であれば「日本と世界の懸け橋になりたい」という目標は、聞こえこそ素晴らしいですが、抽象的で地に足がついていないので、現実にはモチベーションが続きにくいものです。

関連記事

おすすめ情報

東洋経済オンラインの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

仕事術 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

仕事術 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索