怒ったり、泣いたり、笑ったり、拗ねたり、コロコロ変わる“子どもの機嫌”に振り回されている親は多が多いもの。とくに、イヤイヤ期と言われている2才頃〜小学校入学前後の子どもは、自分の気持ちがうまく言葉で伝えられないと感情で表現するため、機嫌が変わりやすく、親は疲弊しがちです。

この、親を悩ませる“子どもの機嫌”を、“子ども自身がマネジメントする”をコンセプトにした、呼吸法セラピー絵本『おこりたくなったら やってみて』『かなしくなったら やってみて』『こわくなったら やってみて』(著:オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ/訳:垣内磯子)がフランスから上陸しました。

コロナウイルスの拡大で自粛を強いられ、家にこもる時間が増えた今、親も子もいつも以上にストレスが溜まっています。呼吸法で子どもがネガティブな気落ちを手放すことができたら、親も子も笑顔でいられる時間が増えるはずです。そこで、「呼吸セラピー絵本が、子どもの感情マネジメントにもたらす効果」を考えてみました。

いちばんストレスを感じているのは子ども自身

すぐに怒る、泣き止まない、むやみに怖がる……抑えのきかないこどもの感情。ママやパパも大変ですが、いちばんストレスを感じているのは、実は子ども自身なのです。「どうしてもイライラしてしまう、泣いてしまう、怖がってしまうなどのマイナスの感情は、「自分はダメなんだ」と自己肯定感を下げる大きな要因に。それがさらなる怒りや悲しみ、恐れを生み出します。

感情の爆発と自己肯定感の低下のネガティブスパイラル。その悪循環を断ち切るきっかけをくれるのが、呼吸セラピーです。呼吸法で感情の爆発をおさえられるようになると、「自分だってちゃんと気分をととのえられるのだ」と思うことができ、子どもにとって大きな自信につながります。自信がつくことで、子ども自身で怒りの原因を分析したり、対策を考えて実行したりすることが、どんどんできるようになるでしょう。生きる力が大いに成長するはずです。