年々、「コーチング」というキーワードを耳にすることが増えてきました。これまでスポーツ選手の指導やビジネスでの人材育成などで聞くことはありましたが、最近は習い事の業界でもコーチングを始めるケースが相次いでいますね。

英会話を教える筆者の会社でも、「コーチング」サービスを開始することになったのですが、企画会議で「これって、そもそもコンサルティングなんじゃない?」とか、「担当するのはトレーナー? カウンセラー? やっぱりコーチ?」なんていう議論になりました。なんだか似たような言葉がたくさんあって迷ってしまいます。

いったい習い事における「コーチング」とは何なのでしょうか。いわゆる「レッスン」とは何が違うのか、どんな人に向いているのかなど、今回の記事では考察してみたいと思います。

さまざまな教育の形

「コーチング」以外にも、同様に横文字で聞くことが多いのが「ティーチング」「トレーニング」「カウンセリング」「コンサルティング」など。どれも人に何かを教えたり、相談に乗ったりするのはわかるのですが、これって言い方が違うだけで実は同じことだったりするんでしょうか。

ちょっと調べてみると、ビジネス系の「コーチング」関連の本などに、これらの違いが書かれていることが多かったのですが、人によって見解に多少の違いがあるようです。でも、だいたいの方向性は決まっているようでしたので、筆者なりにまとめてみました。

まずは、「ティーチャー」「トレーナー」「カウンセラー」「コンサルタント」「コーチ」などの行為者と、それらを受ける「クライアント」、つまり被行為者との間のコミュニケーションによって、大きく2つに分けられるようです。