オンラインでミーティングや会議をするとき、途中でかすれたり声が小さくなったりすることなく、最後まで「いい声」を出し続けたいと思う人は多いでしょう。では、例えば1時間無理をしないで、自分にとってベストな声を出すにはどうすればいいのでしょうか。

アナウンサー経験25年の白崎あゆみが、安定した声を出す方法を具体的に紹介していきます(本稿は、白崎あゆみ箸『対面以上にうまくいく すごい! オンライン会話術』の一部を再編集したものです)。

「安定的な声」とはどういうことか

私がいた局は、テレビとラジオがある局でしたので、ラジオのワイド番組に入ると、何時間もしゃべりっぱなし、ということがよくありました。「よく声が潰れませんでしたね」と聞かれることもよくあります。私も、アナウンサーになる前は、アナウンサーが6時間近くの番組で、疲れずに、安定して声が出せることを不思議に思っていました。

新人アナウンサーの頃は、大きな声を出すと、声が潰れてしまうのではないか、と思い、省エネで、小さな小さな声で話そうとしていました。よく技術スタッフの方に「白崎だけ声が小さい」と言われたものです。

では、どのようにすれば、長時間、安定的に声が出せるようになるのでしょうか? 「安定的」というのは、今、突然、「1時間話してください」と言われたときに、最後までかすれることなく話せることです。最初は大きな声が出せても、時間が経つにつれ、声が小さくなってしまうことがなく、1時間ずっと同じ大きさや一定のスピードなど、同じペースで話せることです。