(写真:viola/PIXTA)

日本の高校卒業生の大学進学率はどの程度なのか。文部科学省「学校基本調査」によると、2023年度の全国の大学進学率(短期大学や通信教育部等を含む)は60.8%となった。男女別に見ると、男子59.4%、女子62.1%と女子のほうが上回っている。

一方、都道府県別では上位と下位で大きなばらつきが見られた。そこで、本稿では進学率の高い順に、「男女合計」「男子」「女子」でそれぞれランキングを作成した。

京都府と東京都が競る

男女合計で首位になったのは73.0%の京都府。わずかな差で72.8%の東京都が続いた。男子の進学率は同様に京都府1位、東京都2位だが、女子の進学率になると東京都が逆転して1位となる。

一方、男女合計で進学率が5割を切っているのは10県あった。男女別では、男子の進学率が5割未満なのが14県あるのに対し、女子は1県のみとなっている。

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