「めちゃめちゃアルバイトの募集が減りました」

「求人サイトを見ても、情報量がすごく少なくて選べない」

このところ学生や主婦などのアルバイトを探す人から、こんな声が聞こえています。

6万0439人。新型コロナ感染拡大に関連して解雇や雇い止めにあった人が、9月23日時点で見込みも含めて6万人を超えたと厚生労働省が明らかにしました。5万人を超えた8月31日時点から20日余りで1万人増えていて、失業者増に歯止めがかからない状況です。

また総務省が毎月発表する労働力調査によると7月の非正規雇用者数は2043万人で、昨年同時期に比べ、なんと131万人、約6%も減っています。非正規で働く人にとっての雇用情勢は相当な逆風となっていることがわかります。

一方、アルバイトの選択肢は激減しているものの、アルバイトを探す求職者側も“働ければどんな仕事でもいい”というわけにはいきません。そもそも飲食店や小売店といった接客業の仕事が多いこともあって、勤務中にコロナウイルスに感染してしまうリスクも少なくありません。おのずとアルバイトの職場探しも慎重にならざるをえない状況なのです。

コロナ禍の人気バイト1位はダイソー

ツナグ働き方研究所が実施した「コロナ禍におけるアルバイト求職意識調査」によると、「コロナ禍の中、アルバイト探しでより重視するようになったポイントは?」という問いに対して、上位にあがったのは「安全」「勤務場所=ご近所」「勤務時間=短時間」という項目でした。

そしてこの3大条件をバランスよく網羅して、コロナ禍のいま、最も人気を集めているアルバイトの職場が100円ショップなのです。同研究所で実施した「アルバイト採用ブランドランキング」において、業界最大手のダイソーが2020年の人気ランキング1位を獲得しています。

最も重視度が高まった「職場の安全性」という観点でいけば、同じ接客業でも飲食店のバイトより小売店のバイトが選ばれやすい。また同じ小売店業界の中でも、比較的「密」になりにくい環境が望まれることになります。