二度目の緊急事態宣言が出され、「Go Toトラベル」のキャンペーンも吹き飛んでしまったことで、再び在宅勤務が増えてきた人も多いことでしょう。

こんなときに、個人投資家であれば、昨年の1年を振り返り、改めて今年の投資戦略を考え直すのもよいと思います。昨年は2月から3月にかけて大幅な株価の下落がありましたが、その後の株価は回復し、日経平均株価でいえばむしろ年初を上回る高値になりましたし、年明けの1月には、ついに2万9000円手前まで上昇しました。

今年もこの堅調な相場の流れが続くのか、それとも一部の人が指摘するように現在の株価をバブルとみるのかどうか? これを正確に予測するのは難しいですし、専門家の間でも意見は分かれています。

コロナ禍での「正しい過ごし方」とは?

個人投資家の中には、「相場の状況などいくら予測しても当たるのは難しいのだから、そんな予想はせずに相場がどんな状況になっても長期・分散・積み立て投資をしていれば心配することはない」という人もいます。手間もかからず、日々の価格変動に心を煩わされることもなく、穏やかな気持ちで投資を続けることができるという点では、この方法はそれほど悪くないと思います。

ただし多くの場合、積み立て投資の対象としているのは投資信託です。「日経平均株価などに連動するインデックス投信を積み立てで購入していくのは何もしなくてもいいから楽だ」という考え方は間違いではありませんが、「自分で調べて成長する企業を見つけて長期に投資する」という楽しみもあってよいと思います。

私自身、インデックス投信の積み立てだけではなく、個別に株式を長期投資で保有しています。今は、旅行などで移動することもありませんから、自分の保有している銘柄についてもう一度調べたり、今後の投資銘柄を考えたりする時間はたっぷりあるはずです。そこでこの機会に、投資で考えておくべき「3つのこと」について、整理してみたいと思います。