「インスタ映え」が追及されるようになって久しいですが、今回は、今どきの若者の新しい感覚についてご紹介します。今後、企業のマーケティング活動上も重要なキーワードになるであろう現象について、現役高校生・大学生を中心としたチームが解説してくれます。

若者たちのこだわりの「エモ」さ演出

最近、若者のInstagramやTikTokなどを中心とするSNSで見かける写真には共通点がある。それは、思わず「エモい」と口にしたくなるようになっていることだ。

写真左上から時計回りに、加藤 耀(東京理科大 1年)、赤峰沙都(高校2年)、小浜尚大(早稲田大学4年)、Kamin(私立大4年)

今の高校生、大学生などの若者世代にとって、SNSに上げる写真は近年、いかにシンプルに可愛く取れるかに重点が置かれていた。シンプルなものに大人っぽい印象があり、”シンプル×かわいい”は可愛さの中にシンプルさを取り入れることで、大人っぽく見せることができただからだ。

しかし、シンプルに写真映えさせようとしても、どうしても限界がある。そこで生まれたのが、“ガチャエモ“である。

“ガチャエモ“とは、筆者らの造語である。現在15歳〜18歳の筆者らが携帯を持ち始めた小6〜中1の頃、スタンプをつけたりプリクラをデコったりして、カラフルに写真を飾ることがはやっていた。そうしたテイストを「ガチャガチャ」していると呼ぶが、今回そこに「エモさ」が加わっているのが特徴だ。

いくつかの事例をもとにレポートしていく。

1. 顔面シール

これは、シールを直接顔に貼るというものだ。主に高校生の間ではやっている。

顔面シールの事例(写真:筆者提供)