コロナの感染者数が落ち着きつつありますが、1年半以上に及ぶ未曾有のコロナ禍は、Z世代の若者たちに大きな影響を与えました。

人格形成をする大切な時期に、彼らはどのような影響を受け、どのような変化をしたのでしょうか? 「コロナ禍に起こったZ世代の変化」についてお届けします。

日本の未来を担うZ世代の若者たちの変化を追うことは、日本の未来や未来の市場を考えることに他なりません。

2回目の今回は、コロナ禍でZ世代の間で爆発的に流行った「物作りカフェ・バー」で過ごす「クリエケーション」について、現役大学生がレポートしてくれます。なぜコロナ禍において、Z世代の間でそれらが人気になったのでしょうか?

特徴的な「4つの事例」

今回レポートしてくれる井上智尋さん(慶應義塾大学2年)

大学生はサークル・アルバイトなどで人と集まる機会が減り、高校生も文化祭・体育祭がコロナの影響で中止になることが多く、友達と団結して何かを行う機会がかなりの部分でなくなった。それにより、人と絆や友情を確認する機会も激減した。そのため従来以上に、強く人との絆を確認したいと思う人が増えている。

そうした中、若者たちの間で広がっているのが、「クリエケーション」だ。これは「クリエイト」と「コミュニケーション」を合わせた筆者らの造語である。

友達とコミュニケーションを取りながら、共通体験が形として残るようなものを「創る」体験を好むトレンドが生まれている。それをインスタグラムなどに投稿することで、友人との仲の良さを周囲にアピールするケースも増えている。