急勾配、急カーブ、地吹雪……解消します!

 国土交通省東北地方整備局 岩手河川国道事務所は2020年10月27日(火)、宮古盛岡横断道路の「区界(くざかい)〜簗川」区間8kmを12月5日(土)15時に開通させると発表しました。同事務所ではこの区間について、「宮古〜盛岡間の最大の難所が解消」としています。

 宮古盛岡横断道路は、岩手県宮古市と盛岡市を結ぶ国道106号のバイパスで、東日本大震災の復興支援道路として整備が進められています。今回の区間は、宮古〜盛岡間で最も標高が高い区界峠(標高750m)の区間に並行します。

 現道はS字を描く急カーブ、急勾配が続き、冬季には雪で視界不良に見舞われるなど、最大の難所となっているそうです。これに並行して、全長4998mの新区界トンネルと、1576mの簗川トンネルを抜けるバイパスができます。新区界トンネルは岩手県で最長のトンネルです。

 宮古市から盛岡市の岩手医科大学附属病院までの所要時間は、宮古盛岡横断道路整備前の127分から、今回の開通で105分に、全線開通後は87分になるなど、救急医療の迅速化が期待されるといいます。また走行性の悪さが改善されることによる観光の進行、物流の効率化といった効果があるそうです。