2019年から実証を重ねてきましたが……。

T2サテライト稼動再開後に本始動へ

 JAL(日本航空)が2021年3月2日(火)、手荷物搬送用の自動運転トーイングトラクターを成田空港で本格導入すると発表しました。この取り組みは「日本の航空会社で初めて」といいます。

 JALでは、国土交通省「空港制限区域内の自動走行に係る実証実験」に応募し、2019年10月より成田空港の制限エリアで、自動運転トーイングトラクターの運用に向け、実証実験を行ってきました。これを通じて、多くの航空機や車両、地上作業員が混在する環境での、レベル3(基本的には自動運転だが運転手が乗り、緊急時や自動運転が困難な場合に手動運転に切り替える)相当の自動運転車両の運用に必要なノウハウの蓄積と、安全性を確保する体制が整ったことから、本格導入を決定したといいます。

 運用経路は、第2ターミナルの本館とサテライト間の車両通行道路。ターミナルの本館からサテライトへの荷捌き場間の受託手荷物搬送を担います。なお現在、サテライトエリアは新型コロナウイルス感染拡大による減便の影響で閉鎖状態となっており、実際の手荷物運搬の開始は、同エリア運用再開後の予定です。