2020年3月のダイヤ改正から、JR貨物のEF66形電気機関車が常磐線の馬橋〜隅田川間を走行しています。これまで、ほかの電気機関車の代わりに常磐線を走ることはありましたが、定期貨物列車のけん引で常磐線を走るのは初です。

EF66形 定期貨物列車で常磐線の走行は初めて

 JR貨物のEF66形電気機関車が、2020年3月14日(土)のダイヤ改正から常磐線を走るようになりました。

 EF66形が常磐線を走行するのは、馬橋駅(千葉県松戸市)と隅田川駅(東京都荒川区)のあいだ。隅田川駅は、常磐線の南千住駅近くにある貨物専用の駅です。東京貨物ターミナル駅(東京都品川区)と隅田川駅とのあいだを武蔵野線経由で結ぶ定期貨物列車をけん引し、1日2往復しています。

 これまでEF66形は、他の機関車の代わりに常磐線で貨物列車をけん引することはありましたが、定期の貨物列車をけん引して常磐線に入線するのは、これが初めてです。

 EF66形は、国鉄が1966(昭和41)年に試作したEF90形電気機関車を基に、1968(昭和43)年から1974(昭和49)年までに55両を製造した貨物用の機関車です(EF90形は量産化改造されてEF66形901号機に変更)。また1989(平成元)年から1991(平成3)年までには、JR貨物が改良型の100番台を33両製造しています。

 国鉄が製造した0番台は、貨物列車だけでなく寝台特急「あさかぜ」「富士」などのブルートレインもけん引しましたが、現在も残っているのは、JR貨物に所属する27号機の1両だけです。