FIVE NEW OLD 初のワンマンツアーライブレポート「進めるとか進めないとか関係なく、前に進んでいかなきゃいけないんだ」

FIVE NEW OLD  初のワンマンツアーライブレポート「進めるとか進めないとか関係なく、前に進んでいかなきゃいけないんだ」

今年6月に4曲入りのEP「BY YOUR SIDE EP」でメジャーデビューした神戸発の都市型バンド、FIVE NEW OLDが7月30日(日)に東京・新代田FEVERにて、バンド結成7年目にして初となるワンマンライブ「BY YOUR SIDE TOUR」を開催した。本公演は対バンライブも含めた全国5カ所に及ぶツアーの2ヵ所目でチケットはソールドアウト。


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身動きが取れないほどの人であふれたフロアを見渡したヴォーカル&ギターのHIROSHIは、「ヤバッ!」と興奮の声をあげ、「初ワンマンだぜ。みんなのおかげでワンマン童貞を卒業することができました」と挨拶し、満員の観客を笑わせた。



EPの1曲目に収録されていたファンクポップ「Not Too Late」が始まり「全員、頭空っぽにして踊ろう!」という呼びかけに、フロアは冒頭からクラップが巻き起こり、いきなり一体感で包まれた。その後も、観客は思い思いに手を挙げ、ジャンプし、踊り、声を張り上げる。



WATARU(G)

WATARU(G)




それぞれがそれぞれのやり方で音楽を楽しみながらも1つになっていったが、彼らの音楽性をひと言で言い表すのは難しい。「Hole」のようにシンセが効いたR&B POPもあれば、「Foxtrot」のようにブライトで軽快なダンスナンバーもあれば、WATARUのギターが哀愁を誘うアーバンソウル「The Dream」、80’s風味のブギーファンク「Stay(Want You Mine)」、深遠なエコーが響くUKロック「Liar」もある。



HAYATO(Dr)

HAYATO(Dr)




ツアーがまだ始まったばかりなので詳細は避けるが、ラウドなパンクやギターロック、オルタナにグランジに、インディーポップにシティポップと、多様なジャンルを自由自在に横断。ロックのダイナミズムと洗練されたブラックミュージックの要素を共存させ、’80〜90年代のサウンドを今日的なビートで鳴らす彼らだが、全ての楽曲に共通しているのは、メロディの素晴らしさとグルーブの心地よさがあることだ。どんなジャンルが好きな人でも、音楽好きであれば、間違いなく自然と体が動き、笑顔になってしまう音を奏でていた。



また、この日は3人のメンバーに加えて、サポートベースとして、EPの表題曲「By Your Side」のアレンジに参加したSHUN(A.F.R.O)を迎え、スペシャルゲストとして、かねてより親交のある、渋谷発のヒップホップグループ、SANABAGUN.のSax.谷本大河も参加した。



 

 




ライブの終盤には、ツアー前にベースのYOSHIAKIが脱退したことに触れ、「みんなも知っての通り、このステージには4人で立つはずでした。僕たちもYOSHIAKIがバンドを去るということを全く予想していなかったし、7年間、4人でやってきて。バンドをやるために集まったメンバーじゃなく、地元の友達同士で音楽をやっていたから、4人じゃなくなったら、FIVE NEW OLDじゃないよね? っていう話もしてました」と正直に吐露した。



続けて、「でも、歩みを止めるわけにはいかないなと思いました。こんなにたくさんの人が楽しみに来てくれてて、来れなかった人からも『ついにワンマンだね、おめでとう』っていう連絡をいただきました。だから、進めるとか進めないとか関係なく、前に進んでいかなきゃいけないんだって思いました。僕たちは今、4人でやっていたことがいかに尊いことだったのかを噛み締めながらステージに立っています。そして、この初ワンマンを体験して、みんなが来てくれたことが当たり前じゃないんだってことを強く実感しました。みんなが来てくれている、この瞬間は二度とやって来ません。だからこそ、一本一本を大事にしたいし、この一瞬一瞬、みんなと同じ空気を吸って、同じように汗をかいて、同じ景色を見て、前に進んでいこうと思っています」と、力強く決意を語った。



そして、「これからもずっと、僕たちの音楽があなたのそばに鳴っていて欲しい」という思いを込めた「By Your Side」を高らかに歌い上げると、場内から<ラララ>の大合唱が沸き起こった。



アンコールでは、HIROSHIが一人でステージに上がり、自身のルーツである山下達郎「Ride On Time」をアカペラで披露。さらに、インディーズ1stアルバムに収録されている「One」を弾き語りで歌った後、WATARUのギターに合わせて、バックストリート・ボーイズ「I want It that way」を二人でカバー。サプライズも含め、バンドの“これまで”と“これから”を同時に感じることができる、初ワンマンにふさわしいスペシャルなライブだった。(文:永堀アツオ)



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>FIVE NEW OLD オフィシャルサイト

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