16日に大田市仁摩町の集落で発生した火災は、民家2棟が全焼し、1人の遺体が見つかる被害となりました。遺体の身元確認が続いています。
火事があったのは16日正午過ぎで、大田市仁摩町馬路の集落から「民家が燃えている」と住民が通報しました。
現場は、山沿いの細い路地に数軒の民家が軒を連ねる集落で、出火から約4時間近く経った午後4時に鎮火しました。
この火事で、火元と見られる民家と隣接する空家の合わせて2棟が全焼したほか、別の空家1棟も一部が焼けました。
さらに全焼した火元と見られる民家の焼け跡から1人の遺体が見つかりました。警察では、この家に1人で住んでいた無職の岩崎一智代さん(70)といぜん連絡がとれていないことから、遺体は岩崎さんではないかと見て身元の確認を急いでいます。現場では、17日朝から消防と警察が実況見分を行い、火事の原因など詳しい調べを続けています。