中国子会社へ投融資で資金繰り悪化、女性用下着企画・販売の林産業(株)(香川)が破産申請

 林産業(株)(TSR企業コード:800059220、法人番号:9470001009150、坂出市林田町331−1、設立昭和33年3月、資本金9800万円、林謙次郎社長)は1月11日、高松地裁丸亀支部に破産を申請した。申請代理人は八木俊則弁護士ほか1名(碧海総合法律事務所、高松市磨屋町3−1、電話087−802−1506)。
 負債総額は約17億5000万円(平成28年12月期決算時点)。

 昭和21年創業。当初は鉄工所として発足したが、45年4月より縫製業に転じ、その後は大手通販企業向けの下着縫製を主体に展開し、業容を拡大してきた。ピーク時の平成9年2月期は売上高38億円を計上し、中国に合弁会社心和製衣有限公司を設立する等、生産体制も構築していた。
 しかし、これら出資負担等もあり、借入金への依存度が高まっていた。近年は安価な海外製品、同業者との競合激化もあって業績は低迷。27年12月期(決算期変更)の売上高は約12億円にとどまり、不良在庫や中国子会社への貸付金の回収不能分などを償却処理したことで約1億2000万円の赤字となった。
 28年12月期はリストラや経費の徹底的な見直し等の効果から1491万円の黒字となったものの、売上高は10億601万円にとどまり、減収基調に歯止めが掛からずにいた。
 金融機関への支払条件を変更するなどして事業を継続していたが、売上は思うように伸びず、支えきれなくなり今回の措置となった。

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