(有)村田全商社(TSR企業コード:270131507、法人番号:9070002005354、前橋市問屋町2−14−3、設立1964(昭和39)年2月、資本金2000万円、村田智司社長)は4月21日までに事業を停止し、破産手続きを釘島伸博弁護士(弁護士法人釘島総合法律事務所、同市古市町1−43−1、電話027−252−1341)へ一任した。
 負債総額は約7億4000万円(2020年1月期決算時点)。

 婦人靴やバッグ、スカーフ、アクセサリー等の服飾雑貨の小売業者で、一部卸売も手掛けていた。群馬県内では大型ショッピングモールのけやきウォーク前橋やスマーク伊勢崎に「JUARDHI」「MADAGASCAR」の店名で店舗を展開。10代から30代の女性をターゲットとしてオリジナル性の高い品揃えで他社との差別化を図り、オンラインショップでの販売も手掛け、近年は積極的な店舗攻勢から2018年1月期には15店舗にまで拡大し、売上高は約9億4900万円を計上していた。
 しかし、売上の拡大に反して、安価な価格設定により採算性は低調に推移。不採算店舗の閉鎖や、2019年1月期には不良在庫の処理を実施するなど経営体制の立て直しを図り、直近では店舗数が8店舗に縮小していた。
 こうしたなか、新型コロナウイルスの影響から集客が大幅に落ち込み、資金繰りが多忙化。4月7日に緊急事態宣言が発令されたこともあって店舗を順次臨時休業とし、4月21日にけやきウォーク前橋店2店舗の臨時休業を最後に、全店舗臨時休業としていたが、事業継続を断念し今回の措置となった。