東京湾のアジは、昨年の秋から広範囲で好調。1月前半の時点でも数釣りが継続しており好調だ。走水港「吉明丸」では走水沖〜下浦沖の広範囲を狙って、トップ40匹台、50匹台をコンスタントに記録している。

昨年からの好調続き!基本をしっかり押さえて 美味アジの数釣りを楽しもう!

0201k012_05_1566279630 「吉明丸」は走水沖〜観音崎沖〜下浦沖と広範囲に狙っている

数釣り継続 良型も多い!

0201k012_02_1566280055 当日は良型がそろった。食べても美味 東京湾のアジは、昨年の秋から広範囲で好調に釣れている。

1月前半の時点でも数釣りが継続しており好調だ。

今回取材した走水港「吉明丸」も、新しい年を迎えて好調が続いている。

走水沖〜下浦沖の広範囲を狙って、トップ40匹台、50匹台をコンスタントに記録。

1月4日には22〜40㎝を10〜52匹を記録している。

「水温は下がってきていますけれど、例年に比べればまだ高いので、しばらくは数釣れると思いますよ。サイズもいいのがまじっていますからね」と話すのは「吉明丸」の鈴木雅之船長。

釣り場は走水沖を中心に観音崎沖〜下浦沖を狙っている。

水深は60〜90mと比較的深いのが、この時期の特徴。

基本を実行することが、とにかく大事だ。

竿は先調子が主流 リールは小型電動

0201k012_06_1566279928 ポイントの水深は60〜90m 竿はビシアジ用がオススメ。

ほかには150号のオモリに対応した7対3〜8対2の先調子竿が、コマセをまきやすく、アタリも分かりやすい。

前述したように、この時期は水深90mぐらいの深場をメインに狙うこともしばしば。

そのような場所では、慣れないと軟らかめの竿ではコマセをまきづらいだろう。

長さは1.5〜2mが扱いやすい。

リールは何といっても小型電動がオススメ。

ビシアジは手返しよく仕掛けを投入することが大事。

水深60〜90mで頻繁に仕掛けを入れ替えなければならないので、手返しという点から手巻きリールよりも、電動リールが絶対にオススメだ。

またビシのオモリは150号なので、パワーのある小型電動をセレクトするといいだろう。

道糸はPEラインの3〜4号をセレクト。

300mは巻いておくと、高切れしたときも安心だ。

仕掛けはハリス2号前後の2〜3本バリ

shikake_043a_1566277455 「吉明丸」では150号のビシを使う。

「アンドンビシ」と呼ばれるタイプのビシを使おう。

持っていなければ、船宿のレンタルを使うといいだろう。

ビシを付けた片テンビンに仕掛けをつなぐが、クッションゴムを介して仕掛けをつなぐ。

アジは口が柔らく、口切れしやすい魚。

クッションゴムを使うことで、口切れを防ぐのだ。

使用ハリス(2号前後)に適合した太さで、長さは20〜30㎝を使おう。

仕掛けはハリス2号、ムツバリ10号、全長2mの2〜3本バリが標準。

オマツリしたり、大型のサバが掛かるなどして、ハリスが切れたり、傷付くこともしばしばある。

そのために予備の仕掛けは、多めに持参するといいだろう。

「吉明丸」で用意してくれる付けエサはアカタン。

細かくカットされたものを、ハリに1個付ける。

また潮が濁ったときにはアオイソメばかりにアタリがあるときもある。

こちらは釣具店などで購入して持参できれば万全だ。

日によってアカタンがよかったり、アオイソメがいい日もある。

仕掛けのハリ数が2〜3本なので、最初は一つにアオイソメ、残りのハリにアカタンを付けるなどして様子を見るのもいいだろう。
0201k012_19_1566279801 コマセはイワシミンチ。アンドンビシを使う 0201k012_18_1566279844 船で用意してくれる付けエサはアカタン。アオイソメは個人で用意しておけば万全

釣り座を整えることで快適に釣りができる!

shikake_043b_1566278081 乗船して自分の釣り座が決まったら、道具のセッティングと釣り座周りを整える。

まずはロッドキーパーの位置とコマセオケの位置を決める。

コマセのオケは、ロッドキーパーの船尾側にセットする。

この位置だと、コマセオケが竿よりも風下側にあるので、取り込み時に仕掛けが絡みにくくなるのだ。

これが逆の位置になると、風が吹いているときは仕掛けがいろいろなところに絡みやすくなってしまう。

また足元にはバケツを置かないようにスッキリさせておくことも、仕掛けを絡ませないようにするコツ。

一日快適に釣りをするためには、とにかく自分の釣り座を整えることが大事。

ぜひ実行しよう。

正確にタナを取って手返し よく仕掛けを入れ替える!

shikake_044a_1566278285 仕掛けの投入だが、潮が速いときは、ビシを前方、または潮上方向に向けて投入する。

ビシが着底した時点で、このとき糸が斜め横に入るようだと、そのまま巻き上げては正確にタナが取れない。

上のイラストのように、ビシを巻き上げて少し待ち、再度ビシを落としから巻き上げて待つを繰り返す。

これで糸がまっすぐになってからタナを取るようにする。

基本の釣り方は下のイラストのとおり。

「吉明丸」の取材当日は、海底から3mが指示ダナだった。

ビシが着底したらコマセをまきながらビシをタナまで巻き上げる。

「魚が寄るまでは、しっかりとコマセをまいてください。タナを取るときに10回ぐらい竿を振って、コマセを出し切るようにしてください」と鈴木船長。

タナを取ったら、少し仕掛けを動かして誘うのが有効。

とくに食いが渋めのときは、誘うのが有効だという。

タナを取って1〜2分でアタリがなければ、仕掛けを回収して再投入する。

このように手返しよく仕掛けを入れなおしてマメにコマセをまいて、アジを船に付けるようにするのだ。 shikake_044b_1566278452

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しかも、数釣れるだけでなく、食べてもとても美味しいので、超オススメだ!

「水温は下がってきていますけれど、しばらくは数釣れ続くと思いますよ」と話すのは走水港「吉明丸」の鈴木雅之船長。

走水沖のアジは東京湾のなかでもとくに美味だが、それを釣るにはコマセワークが大事。

動きの速いアジを船に寄せるため、また寄ってきたアジを引き留めるために、手返しよく仕掛けを入れなおしてコマセをまくことが大事。

コマセワークがしっかりしていれば、立派なアジのお土産を確保できるのだ。

基本を押さえれば、お土産は堅いといえる東京湾のビシアジ。

ビギナーやファミリーで狙うにもオススメのターゲット。

「吉明丸」では貸道具と貸ビシもあるので、ぜひチャレンジしてみよう!

以上の記事は「つり丸」2017年2月1日号の掲載記事です。