南伊豆周辺では周年を通して良型イサキが数釣れる。この時期吹き荒れる西風に対してめっぽう強いポイントが外浦沖〜河津沖だ。一人30〜50匹釣果は当たり前。ゲストにはマダイもまじり、カワハギ釣りも楽しめる。

ブランドジャンボイサキ 河津桜の開花とともにトップシーズン突入 基本釣法で数釣りを目指そう!!

西の強風下でも驚異的な出船率を誇る外浦沖

tm_p8_6_1567155191 外浦沖の高台からの眺望。強風下でも波がないのがわかる。海からも山からも景色は抜群 南伊豆周辺では周年を通して良型イサキが数釣れる。

そのなかでも、この時期吹き荒れる西風に対してめっぽう強いポイントが外浦沖〜河津沖だ。

大型船の避難エリアになっているほど、西の強風は波が立たない。

この冬の救世主的なポイントといっても過言ではないこの海域のみを周年ホームグラウンドにしている船宿がある。

外浦港「嘉福丸」がそれだ。

年明けの大荒れの天候のなかでもダントツの出船率を記録しているのが、その証拠だ。

コマセ釣りのイサキ釣りをメインとし、外浦沖の旬の魚を狙う、というのがこの船宿。

昨年から神子元島周りでワラサがフィーバーしていたが、ほぼ同じタイミングで白浜沖でもワラサが釣れていた。

1月半ばは西風強風に見舞われることが多かったため、神子元島周りへはいけず、この白浜沖でワラサを釣る船が多かったこともあり、季節外れのワラサがフィーバー。

もちろん、「嘉福丸」もこの祭りを牽引している。

しかし、いつまで回遊しているかが分からないのが青物の性。

「嘉福丸」でオススメするのは、やはりイサキ釣りだ。

なぜなら、これからの時期、河津桜が咲くころがトップシーズンのジャンボイサキが釣れるからだ。

美味ジャンボイサキの 数釣りを狙え

tm_p8_16_1567155287 このジャンボサイズがターゲット。河津沖のブランドイサキだ 外浦沖、とくに河津沖のイサキは良型がメイン。

居付きの魚だと考えられている。

このイサキは味がよく、ブランドになっているほど。

さらに、専門に狙うほど数釣れるので、50匹超えの釣果はザラだ。

「イサキは昔ほど人気がなくなってきたように思えるけど、うちのお客さんはこのイサキが好きで通ってもらっています。周年釣れる魚ですが、2月以降の河津沖のジャンボイサキはとくにオススメです。ぜひ、釣って召し上がってください。おいしいですから」とは、糸賀健吾船長の弁。

つねに釣れるわけではなく、もちろん、潮の流れ方により釣れ方が異なる。

大型イサキになるほどシビアになり、釣るのは難しくなる。

ここはテクニックでカバーすることになる。

イサキの基本タックル とは!

shikake_36_1567154104 釣り方は、コマセがオキアミなのでコマセマダイ釣りの延長と考えてよい。

ゆえにタックルはマダイ用が流用できる。

近年では、ビシ80号に対応する7対3調子のLT用やショートロッドを使う人も多い。

仕掛けは、3本バリでハリス3〜4号6mが基本。

食い渋り時などに8mに伸ばすこともある。

市販のイサキ仕掛けで十分であり、手前マツリも多いので多めに仕掛けを持参することをすすめる。

市販のものには、ウイリーやスキンを巻いたものがあるが、冬〜春はエサ取り魚も少ないので基本は空バリ仕掛けと覚えておこう。

エサはオキアミで1匹掛けで十分。

大ツブより中〜小ツブのものをハリに付けよう。

コマセのなかからひろってよい。

指示ダナよりハリスの 長さ分下ろし、誘い上げる

shikake_37_1567154773 8d87aaa4ac5db77f9a85ef0e0b16e34e イサキの基本釣法は、コマセマダイとほぼ同様だが、異なることは、反応直撃攻めの場合が多いので、コマセのふり出し中、もしくは、ふり出し直後にアタリが出ることが多いこと。

ゆえに、コマセのふり出しは、誘い動作ととらえるのが正解。

具体的には、指示ダナよりハリスの長さ分、ビシをおろし、1m前後の間隔で指示ダナまで数回に分けてコマセを振り出す。

この動作中にアタリがあれば、ベスト。ヒットしない場合は、指示ダナでアタリを待つことになる。

ヒットしたらすぐに回収のための巻き上げはしないで、デッドスローでリールを巻こう。

最低でも5mほどこの動作を行うことで追い食いさせることが可能だ。

誘いは落とし込みはタブー。
イサキは誘い上げが基本だ。

船中に取り込んだ後、魚を外すときは、ハリ外し器を使うと便利だ。

ブランドジャンボイサキ&カワハギ外浦沖〜河津沖釣行レポート

tm_p8_1_1567155427 ポイントは外浦沖〜河津沖。ジャンボイサキは河津沖がメイン。ここは大型船の避難海域でもある tm_p8_8_1567155520 イサキはポイントに入れば入れ食いになる誘いは上方向に! 1_1576470230 津桜の開花時にトップシーズンを迎える河津沖のジャンボイサキ。まさにいまが旬だ 2_1576470240 身厚の個体がそろう。大変美味と評判 tm_p8_4_1567155669 3点掛けもザラ tm_p8_9_1567155702 高活性時は取り込みもスムーズに!数を釣るには手返し勝負だ tm_p8_10_1567155741 ここでは3点掛けもカンタン tm_p8_11_1567155768 見事なボディのイサキに感動 tm_p8_7_1567155822 ワラサが回遊していた

大型カワハギの宝庫が ここにある!

tm_p8_17_1567156368 カワハギはリクエストで出船中
tm_p8_5_1567156009 今季のカワハギは遅れ気味。まだまだ楽しめる tm_p8_12_1567155916 白浜沖もジャンボカワハギの一級ポイント tm_p8_13_1567155937 良型一荷もよくあるという tm_p8_15_1567156067 肝パンの激うまカワハギだ tm_p8_14_1567156104 群れ固まると宙釣りでもよく釣れるという

温泉民宿が船宿! 泊まりがけの のんびり釣行がオススメ

tm_p8_18_1567156247 船宿は温泉民宿「ちどり」。夕飯は地物海鮮料理が楽しめる tm_p8_19_1567156269 宿の目の前は有名な外浦海水浴場 tm_p8_20_1567156298 これが下船後の日替わりランチだ。なんとも贅沢である tm_p8_21_1567156502 今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・下田外浦港「嘉福丸」 西高東低の冬型の気圧配置のため、この時期の西風はさけられない。

そんななかでも高確率で出船でき、しかも、これからハイシーズンを迎える釣り物がある。

それは、南伊豆・外浦「嘉福丸」のイサキだ。

ここ外浦沖周辺は大型船の避難エリアになっているほど、西風に対しては波がたたない。

ゆえに、高確率で出船可能なのだ。

なんといってもここのイサキは食べておいしい。

しかも、みな良型ばかり。

専門に狙えば、一人30〜50匹釣果は当たり前。

ゲストにはマダイもまじり、五目釣りで半日めいっぱい楽しめる。

例年、河津桜が咲くころが大型イサキのシーズンなのでまさにこれからなのである。

リクエストをすれば、カワハギ釣りも可能。

魅力はなんといっても、サイズがいいこと。

今季はシーズンが遅れているので肝パンが期待できる。

泊まりがけで釣行できればベスト。

併営する温泉民宿「ちどり」では、地物料理を満喫できるほか、温泉に入ってのんびりすることもできる。

釣りパックを利用すればさらにリーズナブル。

釣りと温泉と民宿、身も心も癒すこの3点セットで早春の伊豆の休日を120%楽しもう。

以上の記事は「つり丸」2017年2月15日号の掲載記事です。