大原沖のヒラメは好シーズンに突入!今後、イワシの群れがくれば良型の数釣りが期待できる!まだイワシパターンには突入していないが、「富久丸」では、今年の初出船でトップ6枚。3.6kgの大型もまじっている。

イワシがくれば 良型の数釣りが期待できる!春先までロングランで狙える

昨年から好調続き イワシに期待!

10_1578800980 大原沖のヒラメポイントは広範囲。港からほど近い浅場が、この時期のメインポイント 9月に部分解禁し、10月に全面解禁する大原沖のヒラメ。

今シーズンも開幕から好調続き。
例年、年末年始ぐらいはイワシの群れが接岸し、良型の数釣りが期待できる時期だ。

今回の取材は大原港「富久丸」で12月後半におこなった。

滝口健太船長に状況を聞くと、「まだイワシは少ないですね。年が明けてから、どうなるか楽しみですね」とのこと。

イワシパターンではなくても、まずまずの好釣果が記録されている。

「富久丸」ではコンスタントにトップ4、5枚を記録している。

この時期、メインポイントとなるのは水深10m台〜20m台の浅場。

砂地の海底に根が点在している場所で、多くの船が横流しで広範囲を探る。

浅場のポイントが不調な場合は、水深40〜60mの根周りで潮流しで狙うこともある。

「富久丸」ではLTもOK!

「富久丸」ではノーマルタックルのほか、LT(ライトタックル)でも狙える。

ノーマルタックルの場合は、竿は専用竿のほか、オモリ80号に対応した6対4〜7対3調子。

長さはいずれも2.4〜3.3mぐらい。

LTの場合は、オモリ40〜60号に対応したライト用、またはゲームロッドなど。長さは2m前後。

リールはノーマル、LTともに手巻きの小型両軸、または小型電動。

ノーマルの場合は道糸はPEラインの3〜4号。

LTはPEラインの1〜2号を巻いておこう。

「富久丸」では仕掛けも ノーマルとLTの2種類

shikake_047_1578801071 「富久丸」ではノーマルタックル用とLT用の2種類の仕掛けを用意している。

ノーマルタックルの仕掛けは、幹糸がフロロカーボン6〜8号、80〜100㎝。

その先に親子サルカンを介して枝スと捨て糸を結ぶ。

枝ス(ハリス)は6号、80㎝前後。

捨て糸は4〜5号、50㎝前後。

潮が濁ったり、食いが悪いようなときは、枝スや捨て糸を短くするといい場合もある。

ハリは親バリが角セイゴ18号。
孫バリはトリプル8号。

オモリは80号を使用する。

LTの場合は、道糸のPEラインの先に結んだリーダーを幹糸にするのが特徴だ。

リーダー(幹糸)と道糸のPEラインは直結(FGノットやPRノットなど)にする。

サルカンを介して結ぶよりも、直結のほうが強度を保つことができるのだ。

またLTはオモリが軽く、仕掛け全体に負荷がかからない。

そのため幹糸、枝ス、捨て糸などはノーマルタックルよりもワンランク細くしてもOKだ。

幹糸(リーダー)はフロロカーボンの5〜8号を80〜100㎝。

枝ス(ハリス)は5〜6号、80㎝前後。

捨て糸は3〜4号、50㎝前後。

こちらもノーマルタックルの仕掛けと同様に、潮が濁ったり、食いが悪いようなときは、枝スや捨て糸を短くするなどしてみよう。

ハリは親バリがLTヒラメ6号、孫バリはトリプル8号。

LTの場合、オモリは40号が基本。
横流しで船がどんどん流され、オモリを海底付近にキープしづらいときは、50号や60号の重めを使って調整する。

そのためLTで狙う時は、40〜60号のオモリを持参すること。

仕掛けはオマツリや根掛かりなどで、一日に何組か必要になる。

仕掛けの予備は多めに持参しよう。 14_1578801271 「富久丸」ではノーマルタックル用とLT用の2種類の仕掛けを用意

エサはマイワシ すばやく付けよう

d9efc22b91af9d7211b9f3aa45b4895f エサはマイワシを使用する。船で用意するイワシは数に限りがあるので、1匹ずつ大切に扱うこと。

「富久丸」では、滝口船長が必要に応じて釣り人たちにエサのイワシを配ってくれる。

エサ付けで重要なのは、イワシを弱らせないようにすばやくハリを刺すこと。

足元の海水を入れたオケのなかにイワシを泳がせておくが、その海水のなかでエサ付けをするといいだろう。

ハリを刺す位置は、親バリが上アゴ掛け、または鼻掛け。

鼻掛けの場合、ハリがズレるとハリ掛かりが悪くなる。

そのため上のイラストで示したように、ソフトタイプの夜光玉をハリの軸に付けておくとズレにくい。

孫バリはトレブルフックの場合は、背中側に刺すのが基本。

腹側に刺すと根掛かりしやすくなるが、ハリ掛かりを重視して、あえて腹側に刺す人もいる。 15_1578801302 親バリは上アゴか鼻、孫バリは背中側に刺す

横流しで狙うときの 釣り方について

9b79103c2227d49ed4c8e077dc7dad84 e24c115a6075e17d0fc3cc073a75425c この時期の大原沖のヒラメは、横流しで狙うことが多くなる。

横流しは船体に風を受けることで船が流され、ポイントを広範囲に探っていく。

右舷側が風を受けるときは、左舷側が早く新しいポイントに入るので有利になる。

逆に左舷側が風を受ければ右舷側が有利になる。

ほとんどの船が流し替えるたびに、船の向きを変えてくれるので、座席による釣果の偏りが少ないのが特徴だ。

横流しでは、オモリが着底したら、オモリを海底付近にキープしてアタリを待つ。

船がどんどん流される状況では、そのまま待っているとオモリが浮き上がってしまう。

そのためオモリを海底付近にキープするために道糸を出すが、風下側の釣り人は道糸を出しすぎるとオマツリしやすくなるので注意すること。

風下側の釣り人は、ある程度糸を出したら、マメに仕掛けを回収して再投入するようにしたい。

アタリを待つ際、風上側の釣り人は竿を立て気味にしよう。

竿を寝かせているとアタリがわかりづらいからだ。

アタリがあったら即アワセは禁物。
そのまま放置しているだけで掛かることも珍しくないが、確実に掛けるなら上のイラストで示したように対応しよう。

海面まで巻き上げヒラメが浮上したら、仕掛けを手繰ってタモ取りするのではなく、仕掛けを竿先まで巻き上げ、竿で浮上したヒラメをタモに誘導して取り込もう。

潮流しで狙うことも

d862af0e8966ae8c5e77e2073869f46d 浅場のポイントが不調なときは、水深40〜60mの根周りで潮流しで狙うこともある。

根掛かりしない場所では、横流しのときと同様にオモリを海底付近にキープしたタナでアタリを待つといいだろう。

根掛かりしやすい場所や澄み潮時は、上のイラストで示したようにオモリを海底から50㎝〜1m浮かせてアタリを待つようにしよう。

好調続きの大原沖ヒラメ!釣行レポート

5_1578801856 当日は水深10m台を狙った 2_1578801908 良型ヒット! 4_1578801941 フットワークがいい滝口健太船長が、タモですくってくれる bb13ebc2d8e7e486777549ccabd87734 良型ゲット!この時期のヒラメは肉厚だ f821534f03f8e35415956314c7159485 こちらも肉厚なグッドサイズ 1e53c18b88c3ed590a4175fa1ed26732 嬉しい1枚 e84ab940e60e9fda3f74dda0591a5671 辺りが暗いうちに船中のファーストヒットで取り込まれた1枚! eb64c84b121408f9537c0e9d3421f86a この日のトップは4枚 69a260ce6c3de53f0deda7f8d5445a1d マメにタナを取り直すのがコツ bb6028ae4b439ff5ef5ddb3af646b67c この時期のヒラメは肉厚だ e42b1ce2d5961103db2d00ad4d9ed47b イワシの群れが接岸すれば、良型の数釣りも期待できる大原沖。 6_1578802037 釣れたヒラメは健太船長が神経締めしてくれる 17_1578802444 今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・大原「富久丸」 大原沖のヒラメは好シーズンに突入している。

この時期、期待されるのがイワシの群れの接岸。

早ければ年末年始頃にイワシの群れが大原沖にやってきて、それを追った良型ヒラメの数釣りが楽しめるのだ。

「まだイワシは来ていませんね。年が明けてからが楽しみです」と話すのは、12月後半に取材した大原港「富久丸」の滝口健太船長。
 
1月前半の時点でも、まだイワシパターンには突入していないが、それでも好釣果が記録されている。

「富久丸」では、今年の初出船でトップは6枚。

3.6kgの大型もまじっている。
 
釣り場は港からほど近い水深10m台〜20m台がメイン。

この浅場では船を横流しにして狙うので、席による偏りはなくチャンスは誰にでもある。

アタリがあったら、ヒラメとのカケヒキを楽しんで、じっくり食わせてからアワせよう!

以上の記事は「つり丸」2020年2月1日号の掲載記事です。