外房・片貝沖のイサキがブースト加速中!片貝港「二三丸」では釣行日に40㎝に迫る黄金の特大イサキがまじり、トップ46匹!これからの最盛期に向けて期待大だ!

ジャンボイサキまじりで数釣りもある!釣り方次第でサイズも釣り分けられる!!

TM0515_report2_03_1587757555 小気味よい引きが楽しい 4月から片貝旧港「二三丸」のイサキリレーがスタートしている。

早春の南房を皮切りに房総半島に沿って北上を進めるイサキ前線も、いよいよこれで全て出揃った。

「二三丸」が狙う太東沖は、房総半島の乗合船で狙うイサキの北限とされている。

北限という言葉からなんとも雄々しいイメージを連想するが、この太東沖のイサキはまさにそのイメージそのもの。

このエリアで開幕直後に釣れるイサキは、40cmにも迫る越冬物の猛者だ。
 
厳しい冬の低水温を耐え忍んだその魚体にはたっぷりと脂肪を蓄え、全身が金色に輝く。

そんな冬の海で育ったイサキは、1.5号のハリスでは切れてしまうのではないか?とドキドキするほどの強烈な引きを楽しませてくれる。

前半のイサキは好調!筆者は46匹ゲット!

shikake_066_1587756921 今回お邪魔した「二三丸」は、この「北限イサキ」を看板に掲げる。

しかも、後半はメバルなども狙えるポイントに移動して、一日に2種も3種も魚を楽しむことができるのだ。

「二三丸」の小倉忠船長に最新の釣況をうかがうと、「開幕直後から数が出ていますよ。じつは太東沖は北限イサキってことで看板を掲げてきたけど、温暖化の影響なのか、ここ数年でもう少し北上しているんじゃないかって思っています。以前の開幕直後は数釣りではないけれど、釣れると越冬したジャンボイサキが高確率でした。最近は開幕直後から中型もまじって数がかなり出ています。でも乗合船で出ているのは片貝までだから、まだ北限でいいか…(笑)」
 
一方の後半のメバルだが、「メバルは今シーズンまだ少し遅れています。なんとか型を見られればという感じです。魚はいるはずなので、いつ爆釣に転ずるかわかりません。様子だけは見ておきたいから、時間を短めに毎日狙っています」とのこと。
 
早くもフルブースト加速中のイサキとXデー間近のメバルを狙って、日の出前の午前4時半に出船。
 
「二三丸」のイサキ釣りで特徴的なのはタックル。

「釣りはレジャーだから楽しく」を掲げる小倉船長は、強烈な引きをより楽しめるように40号のビシにLT(ライトタックル)で狙ってもOKなのだ。
 
ハリスは1.5号の3本バリ。カラーバリが「二三丸」の推奨で、エサは付けずとも釣れる。

どうしてもエサなしで釣れるのが信用できないという方のために、イカタンとオキアミも出船時に用意される。実際、カラーバリだけでも本当に釣れるのだ。
 
筆者のオススメは3本バリの一番下にイカタンを付けて、あと2本はカラーバリのみ。

後半のメバルの時は、一番下のイカタンをオキアミに変える。
 
釣り方も「二三丸」船長の推奨は少し異なる。

本日の指示ダナは水深25m前後が多かった。

25mならば、一般的にビシをハリス分2〜3m下まで落としてから、誘い上げていって25mに合わせる。
 
しかし「二三丸」では、26mまでしか落とさない。

1mだけ誘って25mに合わせる。小倉船長の理論では、上には大きなイサキが泳いでいるので、1mほどしか誘い上げずにサイズを狙って釣り分けるそうだ。
 
実際、このやり方を試すと本当に良型の確率が増す。

なかなかサイズを狙って釣るのは難しいが、イサキに限ってはサイズの釣り分けが可能なのでぜひ試してもらいたい。
 
この日も最初の一流しこそアタリが出なかったが、二流し目からは連発。

コマセを馴染ませて数秒待つと、ガツっとエサをひったくる北限イサキ特有の強烈なアタリ。

下のほうから誘っている人は中型サイズの多点掛け。

そして高めから誘っている人は、目論見どおりの金色に輝く40cmちかいジャンボイサキ。
 
サイズが大きいので、仕掛けの痛みもはやい。

仕掛けがヨレるとアタリが激減するので、仕掛けは躊躇なく交換した方がいい。
 
船長は「この日はアタリが遠いな〜」と言っていたが、実際私が竿を出して感じたのは逆。

集中的に指示ダナを攻めているとほぼ入れ食い。

ただ、いつもよりはコマセをまいた後、タナで待つ時間を少し長めにした方がいいと感じた。
 
仕掛けが指示ダナに入ると、すぐにアタリが出る場合は2点掛け。

少し時間がたってからアタリが出るとジャンボイサキ。

3点掛けこそなかったが、存分にイサキとのやり取りを楽しんで結果は46匹。

協定規定の50匹には一歩届かなかったが、サイズが大きいのでクーラーに入りきらない釣果だった。 TM0515_report2_17_1587757266 「二三丸」のイサキ仕掛けはカラーバリ TM0515_report2_16_1587757219 コマセはアミ。ビシはFL60号、LTの場合は小型ビシの40号 TM0515_report2_18_1587757297 付けエサを併用する場合はイカタンやオキアミを使用

リレーで狙うメバルはこれから本格化の見込み

イサキは数が釣れると帰宅してから困ることもある。

そんなこともあって、「二三丸」では後半にメバルなども狙っている。

直近の釣果では、メバルの反応はあるもののまだ食いは今一つ。

この日も後半1時間ほどを調査目的半分でメバル狙い。
 
メバルポイントの水深は50mほど。仕掛けはイサキと同じで大丈夫。

着底を確認後、8mほどの幅で狙う。

根周りのポイントなのでハタ、ハナダイやアジなども顔を出した。
 
しかし肝心のメバルはなかなか顔を出さない。

仕掛けを投入するたびにアタリがあって楽しいのだが、本命の顔を見たいところ。

最後の流しでかろうじて本命の顔を1匹のみ見られたが、この日はそれで終了。
 
メバルはこれからのXデーを期待して様子見といったところだが、大本命のイサキは梅雨の最盛期を前に早くも絶好調。

今シーズンもいい思いができそうだ!

外房・片貝沖イサキ&メバル五目リレー!釣行レポート

TM0515_report2_12_1587758058 4月から片貝旧港「二三丸」ではイサキ&メバル五目リレーをスタ−トさせている。イサキはジャンボまじりで数釣りも楽しめている TM0515_report2_01_1587757759 取材時は良型が多かった! TM0515_report2_06_1587757805 40㎝に迫ろうかというジャンボサイズ TM0515_report2_02_1587757776 良型イサキのダブル! TM0515_report2_05_1587757649 食いがいいときは多点掛けが楽しめる TM0515_report2_07_1587757837 慣れた人は一荷を連発! TM0515_report2_08_1587757956 嬉しい一荷! TM0515_report2_09_1587758348 これもジャンボサイズ! TM0515_report2_10_1587758372 体高があって、見るからに美味しそうなイサキ TM0515_report2_04_1587758422 後半はメバルも狙った TM0515_report2_11_1587758478 食いがいいと、足元の桶はイサキですぐに埋まる。取材時のトップは46匹だった TM0515_report2_15-2_1587758500 ハナダイもまじる TM0515_report2_13_1587758531 これはマダイ TM0515_report2_20_1587758600 今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・片貝旧港「二三丸」
春の訪れとともに船上を賑わすイサキ。

房総半島では早春の南房総から始まり、イサキ前線は徐々に北上する。

そして4月1日の外房の片貝〜大原沖の解禁でいよいよ人気が本格化する。

では、このイサキ前線はどこまで北上するのか?

乗合船としてコンスタントに数を楽しめるエリアとしては外房・片貝沖が北限ではないだろうか? 

片貝沖と言っても実際は太東沖。このエリアで釣れるイサキの最大の特徴は「北限」の名に相応しい立派な魚体。

厳寒期を耐え忍んだその魚体は、脂もタップリ乗って黄金色に輝く。

そして北の猛者の荒々しい引き味も文句なしの楽しさ。

この「北限イサキ」を看板に掲げるのが片貝港「二三丸」。
 
「二三丸」の小倉忠船長に話をうかがうと「数年前までは自信をもって北限と言っていたけど、最近は温暖化の影響でもう少し北まで行っているかもしれないね。以前の解禁直後は数釣りではないけど、釣れる魚は越冬したジャンボイサキばっかり。でも最近は解禁直後から中型のイサキが数まじるようになってきた。ジャンボイサキまじりで数釣りできるから楽しいけどね」と話す。
 
釣行日は40㎝に迫る黄金の特大イサキまじりでトップは46匹。

サイズも数も楽しめる釣行となった。

これからの最盛期に向けて期待大だ!

以上の記事は「つり丸」2020年5月15日号の掲載記事です。