日本でも店舗を展開するアメリカのシーフードレストランチェーン「レッドロブスター」が、連邦破産法第11条の適用を申請し、経営破綻しました。

 レッドロブスターは19日、フロリダ州の連邦破産裁判所に破産法第11条に基づく会社更生手続きを申請しました。

 レッドロブスターは近年、ファストフードチェーンとの競合激化に加えて、人件費や店舗賃料の高騰に苦しんでいました。

 去年、期間限定だった20ドルでのエビ食べ放題を通常メニューにしたことも経営を圧迫したとみられています。

 今後は店舗数の削減など、経営改革を進め事業の売却先の検討を進める方針です。

 一方、日本法人は「資金繰りなどは日本で完結していて、経営母体が別」として、影響が無いとしています。