キーワードは「SNS映え」です。

こちらは韓国の釜山ですが、日韓関係が冷え込むなか、若い女性を韓国への旅行に誘おうと福岡の大学生たちが知恵を絞りました。

【カラフル】がテーマのコースでは、韓国の色やかな民族衣装を身につけて写真を撮ったり、美しいイルミネーションで有名なスポットを巡ったりします。

このほか「ファンタジー」や「アンティーク」のコースも。

グルメやコスメなどそれぞれのテーマに沿ったSNS映えのスポットが盛り沢山です。

これら韓国・釜山への旅行プランを考えたのは、九州産業大学の観光学科で学ぶ現役の女子大生です。

「この旅行商品の訴求点はSNS映え、安心安全、日常の延長の3点です」

同じ年代の女性250人にアンケートした結果、「SNSにアップされた有名人や友達からの情報を基に旅行先を決める」という回答が6割を占めたことから、「SNS映え」する5つのモデルコースを作りました。

【九州産業大学 2年 北原千佳さん】
「大学生活をしていく中で人それぞれ洋服の系統、個性が違って、その人達のSNSの投稿を見ていると、その人にあった投稿があったりとかそういう特徴があって、私たちもそれに注目してやったんですけど」

博多港と釜山を結ぶ定期航路の乗客数は、日韓の政治対立の影響を受けて韓国からの観光客が大幅に減り、全体で見ると減少傾向にあります。

特に、2019年のお盆はJR九州の高速船「ビートル」の韓国人の利用客が2018年の同じ時期と比べて7割も減少しました。

今回、JR九州と九州運輸局が現役の大学生とタッグを組んだのは、こうした事情もありました。

【JR九州高速船 北海昭 営業部長】
「今、韓国に行くとグルメとショッピングが中心なんで、新しい観光スポットとして非常に参考になったと思います」

「JR九州高速船にとっても、若い女性の取り込みは大切?」

「そうですね」

「利用客も近年は6割強が女性のお客様に変わっているので、特に20代の女性、親子、それからママ友さん、お子様を連れて韓国に行く方が増えているので、非常に女性目線の切り口は大事だと思います」

大学生ならではの「視点」と「みずみずしい感性」が生かされた旅行プラン。

2月、1泊2日のパッケージツアーとして旅行会社から販売される予定です。