オリンピックイヤーの2020年は、日本や日本独自の和の文化に対する関心が世界的に高まっています。

そうした中、お菓子の世界でも「和」を意識した商品が続々と登場しています。

注目の「和スイーツ」を集めてみました。

東京オリンピックの開幕が迫り、外国人観光客のさらなる増加が見込まれる2020年の日本。

伝統的な「和」の文化が世界中から注目される中、お菓子の分野でも「和」の素材がトレンドになると予想されています。

北九州市小倉北区のカフェ。

2020年に流行りそうな「和」のスイーツがありました。

【リポーター】
「それがこちら、三色団子がのった抹茶のドリンクです。思わず写真を撮りたくなる可愛さです」

SNS映えすること間違いなし!

抹茶ミルクが入った瓶に三色団子がのったこのドリンクは、カラフルな色と瓶からあふれたチョコレートが可愛らしいとSNSで人気が広がりました。

もちろんトッピングの三色団子も食べられます。

【来店客】
「カラフルさと垂れ具合」

「瓶の上に団子がのってるっていう発想がなかなかないと思って、すごいなと思います」

【カフェ&バーDAISY 上木原遼香さん】
「韓国の方や中国の方もちょこちょこご来店頂いているので、バズってくれたら」

一方こちらは北九州市小倉南区の和菓子店。

定番からオリジナルまで多くの人気商品があるこの店は、2019年に空前のブームとなったタピオカに替えて、昔ながらの「和」の素材を使ったドリンクを商品化したんです。

【菓匠きくたろう 山田啓玄マネージャー】
「こちらです」

「これタピオカみたいですけど?」

「これ実はわらびもちなんです」

「わらびもち!?」

中に入っていたタピオカに似たものはなんと「わらびもち」!

タピオカブームに負けじと、食感が似たわらびもちをドリンクに仕立てました。

【リポーター】
「ツルンとしたのどごしでタピオカよりトローッと柔らかいです」

飲みものに入れても溶けて互いにくっつかないようにすることや、タピオカのような丸い粒々にするのに苦労したそうです。

ベースとなるドリンクもほうじ茶や抹茶など和の味わいを揃えています。

【菓匠きくたろう 山田啓玄マネージャー】
「もうすでに和菓子のブームが始まっているなと思いますので、わらびもちドリンクもそうですけど和の素材、日本らしいもので新しい商品開発をしていこうと考えています」

続いて訪ねたのは、バレンタインシーズンで忙しい飯塚市のチョコレート専門店。

原料のカカオ豆の焙煎からチョコの製造までを、全て自前で行うビーントゥーバーと呼ばれる最近話題の店です。

そんなチョコ専門店が手がけた和のスイーツは…。

【カカオ研究所 ショコラティエ 中野由香理さん】
「日本の伝統和菓子とチョコレートを合わせた新作になります」

茶の湯や儀礼などに古くから用いられてきた和菓子、干菓子の技法を用いた「和」のチョコレート。

干菓子のひとつ「雲平」をチョコでコーティングしたものや、和三盆とカカオパウダーを合わせて「落雁」の木型で打ち出したものなど、日本の伝統を感じさせます。

2019年の秋パリで開かれたチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」に出品したところ、大いに注目されたということです。

【カカオ研究所 ショコラティエ 中野由香理さん】
「和の素材は世界中皆さん今興味を持たれているので、私たちも一緒に盛り上げていきたいなと思います」

オリンピックイヤーにあわせてブームになりそうな「和スイーツ」。

世界が注目する日本の伝統と文化を、改めて味わってみるのも良さそうです。