マスクの品薄が続く中、伝統の久留米織で作られた人にも環境にも優しいマスクが注目されています。

福岡県大刀洗町で3月、製品化されたこちらの布マスク。

筑後地方の伝統工芸「久留米織」で作られています。

久留米織は、日本三大絣の一つ「久留米絣」をもとに生み出された編み方で、先染めの糸を使って力強く織り上げます。

丈夫で色落ちにも強い久留米織をマスクに仕立てたのは、布製品を製造販売する實藤俊彦さんです。

【ロォーリング 實藤俊彦代表】
「知り合いからどうしても欲しいという声が出てきた。マスクを求められる方がこんなに多いとは知らなかった」

マスクの品薄が続く中、少しでも必要とする人に行き渡ればと生産、販売しています。

これまでシャツや帽子など70近いアイテムを手がけ、久留米織の特性を知り尽くしている實藤さん。

今回のマスクにも、その経験が生かされています。

【記者】
「実際につけてみますと、思ったよりも生地が柔らかくて軽いので、重さで前に引っ張られる様な感覚はないです」

また耳かけ部分は一般的なゴムではなく、久留米織の生地を使っています。

【ロォーリング 實藤俊彦代表】
「ゴムはずっと締め付けるから、痛くてしょうがないというおばあちゃんがいた。それなら痛くならないようにゴムを使わない方法を考えようねと」

また、ひもは結ぶ位置によって長さの調節も可能です。

マスクは1つ1980円から。

これまでに1000枚の注文を受けているということです。

【ロォーリング 實藤俊彦代表】
「地域の特産品としてPRできるのではないか、使い捨てじゃない、愛着をもって長く使ってもらえることにならないかなと」

環境にもやさしい久留米織マスク。

必要とされる人に長く使用されることになりそうです。


【合資会社 ロォーリング】
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