通算30回目の多摩川クラシコは互いに譲らずドロー決着…《J1》

通算30回目の多摩川クラシコは互いに譲らずドロー決着…《J1》

明治安田生命J1リーグ第20節の川崎フロンターレvsFC東京の“多摩川クラシコ”が5日に等々力陸上競技場で行われ、1-1の引き分けに終わった。

3月に行われた同一カードで完敗(0-3)を喫し、リベンジに燃える4位川崎F(勝ち点35)は、大敗を喫した前節のジュビロ磐田戦と同じスタメンを起用。常用の[4-2-3-1]の布陣で1トップには、阿部が起用された。

一方、前節最下位のアルビレックス新潟に痛恨のドローを喫し、リーグ戦5試合白星のない11位FC東京(勝ち点26)は、前節に引き続き[3-1-4-2]を採用。負傷離脱が発表された森重の代役は吉本を起用し、ピーター・ウタカの相方には中島が前節の新潟戦に続き先発。ケガから復帰の大久保はベンチスタートとなった。

日本代表を率いるハリルホジッチ監督の見守る中行われた “多摩川クラシコ”は、戦前の予想通り川崎Fが圧倒的なボールポゼッションで試合を展開。すると7分、中村の左CKをニアに走り込んだ谷口がヘディングシュート。さらに9分には、ボックス右手前でパスを受けた大島がミドルシュートでゴールを脅かすも、共にシュートは枠を外した。

対するFC東京は19分、右サイドから強引な突破を見せたピーター・ウタカがゴール右からシュートまで持ち込むも、これはGKチョン・ソンリョンが右手でセーブ。さらに28分には、中島のサイドチェンジをボックス右に走り込んだ室屋がダイレクトで折り返す。これをゴール前のピーター・ウタカが右足で合わせたが、シュートはゴール右に外れた。

一進一退の攻防が続く中、川崎Fは45分にこの最大の決定機を迎える。アタッキングサード手前でボールを受けた大島のループパスに反応した小林が、GK林を引き付けゴール右から折り返すと、最後は阿部が流し込んだが、ボールは左ポストに嫌われた。

ゴールレスで折り返した後半、FC東京が最初のチャンスでスコアを動かす。49分、左サイド高い位置まで持ち上がった太田のクロスをゴール前の中島がヘディングで合わせると、これがゴール左に吸い込まれた。

ホームで負けられない川崎Fは直後の51分、エウシーニョのロングパスを上手く収めた小林がボックス右からシュート。さらに54分にも、小林がボックス手前からミドルシュートを狙ったが、これはGK林が正面でキャッチ。

同点ゴールの遠い川崎Fは、72分に中村を下げて森谷を投入。すると直後の73分、車屋の左クロスに飛び出したGK林がDF丸山と交錯。このこぼれ球を小林が左足で合わせたが、ボレーシュートは丸山のブロックに阻まれた。

ピンチを凌いだFC東京は76分、中島を下げて等々力に帰還した大久保をピッチに送り出す。すると80分、中盤でボールを受けた大久保がドリブルで持ち上がりミドルシュート。しかし、これはGKチョン・ソンリョンが弾き出す。

このまま試合終了かに思われたが、試合終了間際に川崎Fがセットプレーから試合を振り出しに戻す。89分、森谷の左CKをゴール正面の谷口がヘディングでゴールに叩き込んだ。その後、互いに勝ち越しのチャンスもあったものの、試合は1-1でタイムアップ。通算30回目の“多摩川クラシコ”はドロー決着に終わった。

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