新方式PK戦制したアーセナルが2年ぶり15度目の戴冠! チェルシーはペドロ退場響く…《FAコミュニティー・シールド》

新方式PK戦制したアーセナルが2年ぶり15度目の戴冠! チェルシーはペドロ退場響く…《FAコミュニティー・シールド》

FAコミュニティー・シールド、アーセナルvsチェルシーが6日にウェンブリー・スタジアムで行われ、1-1で90分間の戦いが終了。その後、PK戦を4-1で制したアーセナルが2年ぶり15回目の優勝を果たした。

昨シーズンのFAカップ王者アーセナルと、プレミアリーグ王者チェルシーが2017-18シーズンのプレミアリーグ開幕に向けて激突するスーパーカップ。奇しくも昨シーズンのシーズン終了を告げるFAカップ決勝で対峙した両者が再び相まみえることになった。

ヴェンゲル体制で初のトップ4圏外の5位フィニッシュとなったアーセナルだが、FAカップ制覇の影響もあり、新シーズンの現体制を維持。巻き返しを図る新シーズンに向けては、ラカゼット、コラシナツと2人の実力者を補強。チェルシーとのビッグロンドン・ダービーでは、昨季終盤から採用した[3-4-3]の布陣を採用。GKにチェフ、3バックにはホールディング、メルテザッカー、モンレアル。中盤はウイングバックにベジェリンとチェンバレン、セントラルMFにエルネニーとジャカ。3トップはイウォビ、ラカゼット、ウェルベックが並び、エジルやサンチェスはメンバー外となった。

一方、コンテ新監督の下で圧倒的な強さをみせ、群雄割拠の昨季プレミア王者となったチェルシー。リーグ連覇に加え、チャンピオンズリーグ(CL)復帰の新シーズンに向けては重鎮テリーやマティッチ、そのほか若手数名がチームを去ったもののモラタ、リュディガー、バカヨコとセンターラインに若手逸材を補強。この一戦ではお馴染みの[3-4-3]の布陣を採用し、GKにクルトワ、3バックに新主将のケイヒルと副将アスピリクエタ、ダビド・ルイス。中盤はウイングバックにモーゼスとマルコス・アロンソ、セントラルMFにセスクとカンテ。3トップはウィリアンとバチュアイ、ペドロが並び、ケガのアザールやバカヨコと共に去就が不透明なジエゴ・コスタはメンバーを外れた。

インターナショナル・チャンピオンズカップ中国ラウンドで0-3の完敗を喫したアーセナルが、立ち上がりから出足鋭い守備をみせ、ペースを掴んでいく。連動したプレスで相手の攻撃を限定しながらカウンターや流動的な攻撃で相手を揺さぶると、イウォビの際どい折り返しや味方とのパス交換でゴール前に抜け出したウェルベックが決定機に絡むが、ゴールをこじ開けるまでには至らず。

一方、徐々に相手のプレッシャーに慣れ始めたチェルシーは、セスクやペドロを起点に相手陣内の深い位置まで侵攻していくが、エリア付近で睨みをきかせるDFメルテザッカーを中心とした相手守備陣を前にフィニッシュまで持ち込めない。

試合が拮抗し始めたなか、22分にこの試合最初の決定機。カウンターからボックス付近でウェルベックとパス交換したラカゼットがボックス中央で右足を素早く振り切る。だが、このシュートは右ポストを叩いて先制点とはならず。絶好機を逸したアーセナルに今度はアクシデント発生。空中戦の競り合いでケイヒルのエルボーを顔面に受けたメルテザッカーが激しく流血し、33分にコラシナツとの負傷交代を強いられた。

前半終盤にかけてはウィリアンからのサイドチェンジを受けたペドロが35分にボックス左から強烈な左足シュートでGKチェフを脅かせば、アーセナルも前半終了間際にチェンバレンからパスを受けたイウォビがボックス付近でシュートを狙うが、これはGKクルトワの正面を突き、前半はゴールレスのまま終了した。

互いに選手交代なしで迎えた後半、前半劣勢だったチェルシーが得意のセットプレーでいきなりゴールをこじ開ける。46分、右CKの場面でキッカーのウィリアンが入れたクロスはジャカのクリアに遭うが、ボックス手前で競り勝ったケイヒルのヘディングパスに反応したモーゼスがゴール前で胸トラップから右足のシュートを流し込んだ。

やや緩い入りから課題のセットプレーで先制を許したアーセナルはすぐさま反撃を開始。59分には右サイドに流れたエルネニーがシュート性のクロスでゴールに迫るが、ここはGKクルトワの好守に阻まれる。その後もやや重心を下げたチェルシーに対して攻勢を続けるが、なかなか決定機を作れない。

この状況を受けてヴェンゲル監督は65分過ぎにラカゼットとイウォビを下げて、ジルーとウォルコットを投入する2枚替えを敢行。75分にはボックス手前右でパスを受けたジャカが得意の左足で強烈なシュートを放つが、枠の左隅を捉えたボールはGKクルトワの圧巻のセーブに防がれた。

先制後はゲームコントロール優先の試合運びを見せていたチェルシーは、74分にバチュアイを下げてモラタ、79分にはアロンソに代えてリュディガーと続けて新戦力を投入。だが、直後の80分に後方からエルネニーの足にスパイク裏を見せた危険なタックルを見舞ったペドロにレッドカードが掲示され、まさかの一発退場に。

すると、このファウルにより相手陣内右サイドでFKを得たアーセナルは82分、キッカーのジャカがボックス左を狙ったボールを入れると、これを新加入のコラシナツが頭で流し込み、同点に追いついた。

その後、チェルシーはムソンダ、アーセナルはネルソンと若手選手をピッチに送り出して90分間での決着を目指すが、試合は1-1のままタイムアップ。新シーズン初タイトルの行方はPK戦に委ねられることになった。先攻と後攻が交互に入れ替わる『ABBA新方式』で行われたPK戦では、チェルシーの2人目のクルトワ、3人目のモラタが続けて枠外に外した一方、アーセナルは3人目まで全員が成功。そして、4人目のキッカーとなったジルーが冷静に右隅へ蹴り込み、PK戦を4-1で制したアーセナルが2年ぶり15度目のコミュニティー・シールド制覇を成し遂げ、新シーズン最初のタイトルを獲得した。

なお、新シーズンに弾みを付けたアーセナルは来週末に行われるプレミアリーグ開幕節でレスター・シティと対戦する。一方、敗れたチェルシーはバーンリーとの開幕戦に臨む。

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