決勝弾のC・ロナウドがバタバタ退場劇! マドリーがカンプ・ノウ攻略で先勝!《スーペル・コパ》

決勝弾のC・ロナウドがバタバタ退場劇! マドリーがカンプ・ノウ攻略で先勝!《スーペル・コパ》

スーペル・コパ1stレグ、バルセロナvsレアル・マドリーの“エル・クラシコ”が13日にカンプ・ノウで行われ、アウェイのマドリーが3-1で先勝した。

昨シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)とリーガのタイトルを逃したものの、コパ・デル・レイ3連覇を達成したバルセロナ。ルイス・エンリケ前監督の退任に伴い、バルベルデ新監督を招へいしたコパ・デル・レイ王者は、捲土重来を狙う今シーズンの公式戦初戦でいきなり宿敵との大一番に臨んだ。注目の先発メンバーではGKにテア・シュテーゲン、最終ラインにA・ビダル、ピケ、ユムティティ、ジョルディ・アルバ。中盤はアンカーにブスケッツ、インテリオールにラキティッチとイニエスタ、3トップはエースのメッシとスアレスと共に、パリ・サンジェルマンに旅立ったネイマールの後釜に今夏復帰のデウロフェウが入った。

一方、史上初のCL連覇に加え、5年ぶりのリーガ制覇と充実の1年を過ごしたマドリーは、直近のUEFAスーパーカップでもマンチェスター・ユナイテッドを破って今季初タイトルを獲得。リーグ開幕に向けて順調に歩みを進めるリーガ王者は、先日のインターナショナル・チャンピオンズカップで敗れた宿敵相手に今季2つ目のタイトルを狙う。ジダン監督はUEFAスーパーカップのスタメンからモドリッチに代えてコバチッチを起用したい以外同じメンバーを起用。GKにケイロル・ナバス、最終ラインにカルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ。中盤はアンカーにカゼミロ、トップ下にイスコ、インテリオールにコバチッチとクロースが入り、2トップはベンゼマとベイルが組み、クリスティアーノ・ロナウドはベンチスタートとなった。


ホーム&アウェイ形式のレギュレーションのため、互いにやや慎重な入りを見せたなか、最初の決定機はバルセロナに訪れる。10分、イニエスタからの絶妙なフィードに抜け出したスアレスがボックス内でGKと一対一になるが、やや焦って放ったシュートはGKケイロル・ナバスの正面を突いた。その後も攻勢に出るバルセロナは、右サイドを起点にビダルが際どい折り返しを送るなど、ペースを掴む。

一方、カウンターを主体に攻めるマドリーはコバチッチやイスコがうまくアクセントを付けるが、18分にボックス左で仕掛けたイスコのシュートは枠の左に外れる。

その後は球際でのぶつかり合いが目立ち始め、ようやくクラシコらしい雰囲気になる。その中でバルセロナはイニエスタ、メッシ、ラキティッチらのダイレクトプレーで崩しかける場面を増やすが、最後の場面でマドリーの守備を攻略できない。対するマドリーは37分、左に流れたイスコから折り返しを受けたベイルが左足ダイレクトシュートを放つが、これはGKテア・シュテーゲンに弾き出された。

ゴールレスで折り返した試合は、早い時間帯に意外な形で動く。50分、ボックス左角付近でボールを持ったイスコがタメを作って外から自身を追い越すマルセロへ短いスルーパスを送ると、マルセロがグラウンダーで折り返したボールがニアでブロックを試みたDFピケに当たってコースが変わり、ゴール右隅に吸い込まれた。

やや不運な形で先手を許したバルセロナはすぐさま反撃を開始。53分には右サイドを深くえぐったビダルのマイナスの折り返しがファーに流れ、これを拾ったデウロフェウがシュート性のクロスを入れるが、飛び込んだメッシはわずかに合わせ切れない。さらに59分にはセットプレーの場面でスアレスが枠を捉えたヘディングシュートも、ここはGKケイロル・ナバスのファインセーブに阻まれた。

チャンスを作りながらも決め切れないバルセロナは、デウロフェウとイニエスタを下げてデニス・スアレスとセルジ・ロベルトを続けて投入。一方のマドリーは、58分にベンゼマを下げて真打ちのC・ロナウド、68分には足を痛めたコバチッチに代えてアセンシオを投入する。

何とか追いつきたいバルセロナは73分、ボックス内でDFカルバハルが浮き球の処理を誤りこぼれ球を拾ったデニス・スアレスの丁寧な折り返しにブスケッツが飛び込むが、ここはシュートをふかしてしまい、絶好機を逃す。だが、直後の76分にメッシのシュートのこぼれ球に反応したスアレスがボックス内でGKケイロル・ナバスに倒されPKを獲得。これをキッカーのメッシが冷静に決め、同点に追いついた。

この同点ゴールで一気にバルセロナペースに傾くと思われたが、マドリーのエースが魅せる。80分、自陣深くからのロングカウンターで味方のフィードを胸でイスコに落したC・ロナウドがイスコのスルーパスに抜け出すと、最後はボックス手前左45度から見事な右足のコントロールシュートを右上隅に突き刺し、すぐさま勝ち越しに成功する。

だが、このゴールセレブレーションでユニフォームを脱ぎ自慢の鋼の肉体を披露したポルトガル代表FWは、直後の82分に相手ボックス内でのDFユムティティとの接触プレーでシミュレーションを取られてしまい、2枚目の警告を科されてまさかの退場処分となった。

その後は数的優位を生かして攻めるホームチームの攻勢が続くが、最後の場面で決め切れないと、試合終了間際の90分にはマドリーがロングカウンターからルーカス・バスケスのスルーパスに抜け出したアセンシオが豪快なシュートを突き刺し、試合を決定付ける3点目を奪った。

決勝点を決めたエースが直後に退場するバタバタ感を見せたものの、得意の高速カウンターでカンプ・ノウを攻略したマドリーが、16日にホームで行われる2ndレグに向けて大きな弾みを付けた。一方、ネイマール不在やカウンターへの脆さを感じさせる内容で敗れたバルセロナは、敵地での逆転劇を目指すことになる。

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