【プレビュー】連勝を伸ばすのは? 赤と青の名門対決《リバプールvsチェルシー》

【プレビュー】連勝を伸ばすのは? 赤と青の名門対決《リバプールvsチェルシー》

プレミアリーグ第13節、リバプールvsチェルシーが日本時間25日26:30にアンフィールドでキックオフされる。上位のマンチェスター勢を追走する5位のリバプール(勝ち点22)と、3位のチェルシー(勝ち点25)による上位対決だ。

1月前に行われた第9節のトッテナム戦で完敗したリバプールだが、以降のリーグ戦3試合を全て3点以上奪う大勝で3連勝達成。絶好調のFWサラーにけん引されるチームは、見事にバウンスバックを果たした。だが、ミッドウィークに敵地で行われたチャンピオンズリーグ(CL)では、前半に3点のリードを奪いながらも個人のミス、課題のセットプレーの守備で後れを取り、最終的に3点差を追いつかれる失態を演じ、今節での決勝トーナメント進出を逃した。その試合から中3日で行われる今回のビッグマッチに向けては、セビージャ戦からの修正と共に、今季苦戦する対トップ6の成績改善が求められる。とりわけ、守備的なアプローチを採用するチェルシーに対して、マンチェスター・ユナイテッド戦、トッテナム戦で得た教訓を生かしたい。

一方、同じく約1月前の公式戦3戦未勝利の泥沼から抜け出したチェルシーは、以降のリーグ戦を苦しみながらも4連勝。また、直近のCLではカラバフ相手にきっちり勝ち切り最終節を残して決勝トーナメント進出を果たした。MFカンテら負傷者の復帰、新布陣の採用によって昨季の再現を窺わせるブルーズとしては、2017年最後のビッグマッチとなるリバプールとのアウェイゲームを制し今後の大型連勝に繋げたいところだ。唯一の懸念は戦前にコンテ監督が指摘したように、相手より1日少ない中2日の過密日程とアゼルバイジャンからの長距離移動というコンディション面の問題だ。そのため、相手の得意とする走り合いに付き合わず、より大人な試合運びが求められる。

◆リバプール◆
【4-3-3】

リバプール予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ミニョレ
DF:ジョー・ゴメス、マティプ、ロブレン、アルベルト・モレノ
MF:ジャン、ヘンダーソン、コウチーニョ
FW:サラー、フィルミノ、マネ
負傷者:GKボグダン、DFクライン、マティプ、MFララナ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加え、直近2試合を回避したマティプ、練習に復帰しているもののマッチフィットネスが整っていないララナに欠場の可能性がある。仮に、マティプが間に合わない場合、J・ゴメスがロブレンの相棒を務めアーノルドが右サイドバックに入る見込みだ。また、直近のセビージャ戦でイージーミスを連発したA・モレノに代えてMFミルナーを起用することも考えられる。

◆チェルシー◆
【3-5-2】

チェルシー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:クルトワ
DF:アスピリクエタ、クリステンセン、リュディガー
MF:ザッパコスタ、セスク、カンテ、バカヨコ、マルコス・アロンソ
FW:モラタ、アザール
負傷者:FWモーゼス、バチュアイ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはモーゼスとバチュアイを除き全選手が起用可能だ。スタメンとシステムに関しては、前節のWBA戦で機能した[3-5-2]を採用し、ほぼ同じメンバーを起用する見込みだ。ただ、快足サラーへの対策としてアジリティに難のあるケイヒルに代えて、ローマ時代の同僚リュディガーを抜擢する可能性も考えられる。

★注目選手
◆リバプール:FWロベルト・フィルミノ
Getty Images
リバプールの注目プレーヤーは、古巣対戦のサラーと行きたいところだが、直近のセビージャ戦で2ゴール1アシストの躍動ぶりを見せたフィルミノを推したい。5戦5ゴールのCLとは異なり、今季のプレミアリーグでは12試合で3ゴール2アシストと数字を残せていない26歳のブラジル代表FW。とりわけ、フィニッシュの精度という部分でもの足りなさを感じさせる。

それでも、優れたアジリティと献身性を武器に攻守両面における利他的なプレーでの貢献度は高く、チームにとってなくてはならない頼れるセンターフォワードだ。今回のチェルシー戦ではサラーとマネ、コウチーニョに決定機を供給する、いつも通りの仕事に加え、駆け引きの面で拙さを見せるクリステンセンを相手に持ち味の創造性と質の高い動き出しを武器にゴールを陥れたい。

◆チェルシー:MFエンゴロ・カンテ
Getty Images
チェルシーの注目プレーヤーは、負傷明け以降徐々にコンディションを上げてチームの公式戦3連勝に貢献しているカンテだ。これまではお馴染みの[3-4-3]の2セントラルMFの一角としてプレーしてきたカンテだが、直近のWBA戦では中盤フラットの[3-5-2]の中盤中央の位置でバランサーとしての新たな役割を担い、好パフォーマンスを披露した。

2トップの守備意識の問題、2シャドー、2セントラルMFでどっちつかずだったMFセスクを生かすうえで最適解となる新布陣。その中でカンテには持ち味のボール奪取、守備範囲の広さに加え、攻守の切り替えのタイミングやポジショニングという、バランサーという意識がより求められるところ。ハイインテンシティが売りのリバプール戦ではそのバランサーとしての真価が試されることになる。

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