トッテナムがポルトに所属するカーボベルデ代表FWゼ・ルイス(28)の獲得に動いているようだ。ポルトガル『Record』が伝えている。

トッテナムではイングランド代表FWハリー・ケインが左ハムストリング断裂の重傷を負い、最低3カ月あるいは今季絶望の可能性が伝えられている。

そのため、今冬の移籍市場では同選手に代わる新たなセンターフォワードの獲得が急務となっている。ここまではミランのポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク、昨季まで在籍したナポリの元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテ、リヨンのフランス人FWムサ・デンベレらの名前が挙がっている。

そして、今回新たな候補として名前が浮上しているのが、昨夏スパルタク・モスクワからポルトに加入したゼ・ルイスだ。

ポルトガルのジウ・ビセンテでプロキャリアをスタートしたゼ・ルイスは、パワーとスピードを兼ね備えた185cmの左利きのセンターフォワード。

ブラガ時代に台頭を見せたカーボベルデ代表FWは2015年にスパルタク・モスクワに加入し、通算109試合に出場し、35ゴール25アシストを記録。2016-17シーズンのリーグ優勝などに貢献し、昨シーズンは公式戦36試合で14ゴール4アシストの数字を残していた。

そして、昨夏ポルトに4年契約で加入すると、今季ここまでのリーグ戦12試合で7ゴールを挙げる活躍を見せている。

『Record』が伝えるところによれば、ジョゼ・モウリーニョ監督は自身の代理人を務め、ポルトと強固なパイプを持つジョルジュ・メンデス氏を橋渡し役にゼ・ルイスのレンタル移籍に向けた交渉を行っているという。

ただ、ゼ・ルイス獲得に向けて大きな障害となっているのが、同選手がヨーロッパの国籍を持っていないため、イギリスの労働許可証を取得できない可能性があるということだ。

現在、カーボベルデ代表はFIFAランキングが50位以下の75位に位置しており、仮に今後同国代表が50位以内に入ったとしても、ゼ・ルイス自身が過去2年の国際Aマッチ公式戦で75パーセント以上の出場という条件を満たしておらず、労働許可証の取得は厳しい状況だ。

ただ、移籍金と給与、トップリーグでの出場平均時間など複数の項目を満たすことで許可証が与えられる例外パネルという制度によって、加入が認められる場合もあり、その審査が移籍のカギを握ることになる。

15日にベンフィカからポルトガル代表MFジェジソン・フェルナンデス(21)の獲得が決定したトッテナムだが、同選手に続きポルトガルから2人目の補強は実現するのか…。