エルネスト・バルベルデ監督の後任としてバルセロナ帰還が期待されたアル・サッドのチャビ・エルナンデス監督(39)が、古巣からのオファーを固辞した理由について語った。『ESPN』が伝えている。

9日、サウジアラビアで行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャ準決勝でアトレティコ・マドリーに負けたバルセロナ。この敗北が決定打となり、クラブはバルベルデ監督の解任を決断。

そして、クラブ幹部のエリック・アビダル氏とオスカル・グラウ氏がカタールのドーハを訪れ、チャビ監督と会談。この場で新監督就任を打診したものの、同監督は現時点での就任を固辞。

これを受けて、ターゲット変更を求められたバルセロナは13日、前ベティス指揮官のキケ・セティエン氏と2022年までの契約を結んだ。

古巣の後任人事決定後、初めての公の場となるアル・ドゥハイルとのカタールカップ決勝前の公式会見に出席したチャビ監督は、古巣からのオファーを断った理由について明かした。

「エリック・アビダルとオスカル・グラウがドーハを訪れた際、彼らからバルセロナの監督オファーを受けた。しかし、私はそれを受け入れなかった。個人的に、バルセロナで指揮を執るには時期尚早だと考えていた」

「それでも、バルセロナを指揮することは今後も自分にとっての夢であり続けるよ」

また、古巣からのラブコールを断った際の詳細についても言及。

「まず初めに家族に話したよ。同時にプレーヤーたちにも伝えた。彼らは自分の動向をとても気にしていたからね」

「過去3日間、私は最高な状況ではなかったが、今ではアル・サッドに100パーセント集中できているよ」

さらに、チャビ監督は自身に代わって古巣の新指揮官を務めるセティエン氏に関して、「彼のスタイルが好きだね」と好意的な印象を抱いているようだ。

「新しいバルサの監督(セティエン氏)は大好きだよ。彼のスタイルが好きだし、チームと共に成功を収めることを願っているよ」

現時点での自身の指揮官としての力量を冷静に見定めて、今回の就任のチャンスを見送る決断を下したチャビ監督だが、今後指導者としての研鑽を積んだ後、愛する古巣に帰還するプランは十分に練られているはずだ。