プレミアリーグ第23節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが19日にアンフィールドで行われ、2-0でリバプールが勝利した。

前節、主力不在のトッテナム相手に思わぬ苦戦を強いられながらも1-0で勝ち切ったリバプールは、ヨーロッパ5大リーグ史上初となる開幕21戦目でのリーグ20勝に到達。今やプレミア史上最強チームとの声も上がるほどその完成度は高い。

一方、前節ノリッジを4-0のスコアで一蹴し2020年の公式戦初白星を手にしたユナイテッドは、直近に行われたウォルバーハンプトンとのFAカップ3回戦再試合を1-0で競り勝ち公式戦2連勝を達成。ただ、同試合で強硬起用のFWラッシュフォードが負傷交代するアクシデントに見舞われた。

そんな中、この一戦に向けた両チームのスタメンは、リバプールはトッテナム戦と同じイレブンを起用。対するユナイテッドはウルブズ戦から3人変更。ロメロ、マタ、グリーンウッドに代わり、デ・ヘア、アンドレアス・ペレイラ、ショーが名を連ねた。

お馴染みの[4-3-3]の布陣を敷いたリバプールに対し、リンデロフ、マグワイア、ショーを最終ラインに並べる3バックで挑んだユナイテッド。中盤では右ウイングにワン=ビサカ、左にB・ウィリアムズ、センターにフレッジとマティッチ。前線はA・ペレイラがシャドー、マルシャルとD・ジェームズの2トップという立ち位置に。

序盤は前線の3人で嵌めにいくユナイテッドと、それを剥がすリバプールという構図で試合が進む。徐々にリバプールが前線でボールを収められるようになった14分、立て続けのCKでアーノルドのクロスをファン・ダイクが頭でねじ込んで先制。マークについていたB・ウィリアムズに成す術はなかった。

この得点を機にリバプールが試合を支配。左サイドを中心に攻撃を展開していく。すると24分、左サイドでボールを持ったフィルミノのパスからマネがゴール前に。だが、シュート直前でショーのクリアに遭う。

攻撃の手を緩めないリバプールは、25分にCKの流れからフィルミノが見事なコントロールシュートでネットを揺らす。しかし、その前にファン・ダイクのGKデ・ヘアに対するファウルがあったとして、ゴールは取り消しとなった。

命拾いしたユナイテッドだが、ここまでシュートはゼロ。中盤の強度を高く保ちたいが、フィルミノやヘンダーソンらに巧みにいなされ形を作れない。6割超えのポゼッションを許す中、36分にヘンダーソンのスルーパスに抜け出したワイナルドゥムにネットを揺らされるが、ここはオフサイドの判定。肝を冷やしたシーンだった。

ユナイテッドのファーストシュートは40分頃。ボックス左でボールを持ったマルシャルが右足で狙ったが、枠に飛ばなかった。さらに41分には、左からのクロスを大外から現れたワン=ビサカが折り返すと、A・ペレイラが飛び込んだが僅かに届かず。一番のビッグチャンスだった。

試合を折り返す頃には両チームの決定機が訪れるも、どちらもGKのファインセーブで得点は生まれず。リバプールの1点リードで前半を終える。

後半立ち上がり、リバプールにいきなり決定機が訪れる。左サイドからロバートソンが上げたグラウンダーのクロスがゴール前のサラーの下へ。完全フリーの状態だったが、上手くミートできずシュートは右に逸れた。さらに49分にはチェンバレンのシュートが右ポストを直撃。ホームチームが追加点の匂いを漂わせる。

ユナイテッドは57分に豊富な運動量を見せるフレッジが侵攻。ドリブルでボックス左へ運びシュートを放つも、左足のシュートは枠に飛ばせなかった。続く59分にも決定機。左サイドでボールを持ったマルシャルがA・ペレイラとのワンツーでボックス左に侵入。胸トラップからシュートを放ったが、相手の姿がちらついたか、精度を欠いて大きく外してしまった。

こう着してきた中で先に動いたのはリバプール。66分にチェンバレンを下げてララナを投入する。対するユナイテッドは74分に2枚替え。A・ペレイラとB・ウィリアムズを下げて、マタとグリーンウッドを起用。

以降は両チームとも決定機を作れないまま試合は推移。残り時間が10分を切ったころ、リバプールはオリジとファビーニョを投入し試合を締めにかかる。

ユナイテッドは最後の力を振り絞って攻撃に出るも、逆にカウンターを食らってあわやのシーンも。すると後半アディとなるタイム、GKアリソンのパントキックからサラーが相手の最終ラインを抜け出し、GKとの一対一を制してとどめの2点目。

直後に試合終了の笛が鳴り、リバプールが2-0で勝利。これで今季リーグ戦は22戦21勝無敗で優勝にまた一歩近づいた。