サッカーはルール上、雷が鳴っていなければどれだけ雨が降っていても決行されるスポーツであるが、超悪天候の中行われたサッカーの試合映像が、もはや別競技のようだと話題になっている。

9日、プレミアリーグ第26節マンチェスター・シティvsウェストハムの一戦が、イギリスを襲った嵐「キアラ(Ciara)」の影響で延期になったことが話題になったが、同日、スペイン北岸西部ガリシア州の地域リーグであるガリシア3部(7部リーグ相当)で、その嵐の中、試合を行った。

降り続く雨によってピッチ上は水浸し。元々7部リーグということもあり、水はけも悪いのかピッチのあらゆる所に水溜りが目立っている。そのため、パス1本出すにも一苦労といった状態だ。

また足場も悪いため、選手たちはボールを蹴る度に足を滑らせており、もはやサッカーとは別の競技、というよりバラエティ番組のコントのような状態になってしまっている。

しかし、選手たちはこの最悪ともいえるピッチコンディションの中でも全力プレー。何度足を滑らせようとただひたすらに相手ゴールに向かって走っている。ゴール前の特に足場が悪い場所では、さらに混沌を極めているが、7部リーグとは言え選手たちのひたむきさには脱帽である。

猛烈な嵐「キアラ」はイギリス国内で水害や交通機関の混乱を起こし、その影響でサッカー以外にも様々なイベントが中止となったが、この試合では、選手たちのフットボール愛が嵐に勝ったのかもしれない。