マルセリーノ・ガルシア・トラル氏(54)が来季からミランで指揮を執ることになるようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

前所属のバレンシアで昨季のコパ・デル・レイを制覇した実績を持つマルセリーノ氏は、昨年9月にクラブ上層部との対立で解任。以降、フリーの状態が続いている。

これまではセビージャやビジャレアル、スポルティング・ヒホンなど母国であるスペイン国内のみでキャリアを築いてきた同氏には、バレンシア解任後に複数クラブからのオファーがあった模様。アーセナルもミケル・アルテタ監督招へい前に動いていたようだが、全て断っていたようだ。

その中でスペイン人指揮官の心を射抜いたのがミランだった。テクニカル・ディレクターのパオロ・マルディーニ氏やフットボール・ディレクターのズボニミール・ボバン氏説得の下、ステファノ・ピオリ現監督の後任として、来季就任に向けて動いている模様だ。

そのピオリ監督は昨年10月に前任のマルコ・ジャンパオロ監督に代わって就任。初陣となったローマ戦で黒星を喫すると、その後もチームの立て直しに苦労。今冬に元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが復帰したことで、今季初のリーグ3連勝を収めるなど一時回復の兆しを見せていたが、ここ2試合未勝利で直近ではインテルに2点リードから逆転負け。2年契約となっているが、今季限りでの退任の線が濃いようだ。