バーミンガムに所属する16歳のMFジュード・ベリンガムという選手に欧州各国の強豪クラブが挙って関心を示している。

2003年生まれのベリンガムは9歳の頃からバーミンガムの下部組織に所属している。父親のマークは昔、ノンプロのリーグでストライカーとしてプレーしており、弟のジョーブも同クラブのアカデミーに在籍中だ。

彼がまだ15歳だった2018年にU-23チームでデビューし、その試合でゴールも記録。バーミンガムはその得点でノッティンガム・フォレストを下している。トップチームデビューは昨年8月に行われたEFLカップのポーツマス戦。81分から途中出場し、16歳38日というクラブ最年少記録を打ち立てた。

得意とするポジションはセントラルMFだが、サイドでのプレーも可能。パスもドリブルも高次元でこなし、16歳とは思えない冷静さと判断力を持つ。バーミンガムのペップ・クロテート監督は「彼はボールを前に運ぶことも守備をすることもできる。非常に洗練された選手で、16歳なのに中盤でのフィジカルコントロールは素晴らしいものを備えている」と絶賛している。

国内での評価はうなぎ登りで、イギリス『FourFourTwo』が選出したイングランドの優秀な若手にも名を連ねている。そして、その活躍はクラブだけにとどまらず、すでに同国の各年代の代表で豊富な経験を持ち、ここまでU-17では3試合に出場しキャプテンも務めている。

そんなベリンガムに熱視線を注ぐのは、国内ではマンチェスター・ユナイテッドをはじめ、チェルシーやリバプール、アーセナルといったビッグクラブたち。さらにレアル・マドリーからも関心を集めるなど、世界が注目している。そして、イギリス『スカイ・スポーツ』などによると、現在の移籍金は最大5000万ポンド(約71億円)。16歳の選手では破格すぎる値段だ。

なお、今季はここまでチャンピオンシップ28試合に出場し4ゴール3アシストを記録。まだまだ伸びしろを残す16歳の少年に今後も目が離せない。