王座奪還に向けて“新たな変化”を図る川崎フロンターレ。鬼木達監督はその狙いについて明かした。

昨シーズン、川崎FはYBCルヴァンカップを初制覇するも、3連覇を目指した明治安田生命J1リーグを4位で終えた。指揮官は「やはり勝ちきれなかった。そこへのチャレンジがもっと必要だったなという思いがあります」と振り返る。

そして迎えた今シーズンのオフではこれまでの[4-2-3-1]から[4-3-3]への変更を決断。新システムについて「昨シーズンはスピード感や幅の部分が少し足りなかった。そういったところでプラスになるかなと思います」と期待を抱く。

また、システム変更は戦術面のみならず、こういった効果も。「新しい選手たちも既存の選手たちも全員が新しいことにチャレンジしているので、ある意味、全員が横一線でのスタート。そういう意味でも良い競争になっているなと思います」

「新しいことをやり始めている中で、徐々にいろいろなことが浸透してきている」。その言葉は、ここまでのトレーニングマッチの結果を見れば納得だ。しかし、「あくまでも練習やトレーニングマッチでの話。(システム変更で)マイナスまでとは言わないですけど、違う部分も出てくると思う」と公式戦が始まらないと分からないと懸念も示す。

川崎Fは16日のYBCルヴァンカップ初戦の清水エスパルス戦を経て、22日にサガン鳥栖との明治安田生命J1リーグ開幕節を迎える。その相手について「まだゲームは観れてないですけど、チームにはそのチームの特徴というのがある。監督が変われば、また話は違いますけど、同じ方。ハードワークが武器のチームです。そこをしっかりと見極めた中で自分たちは攻撃的にいければと思います」と語る。

「複数タイトルを取るということ、観ている方に楽しんでもらえるようなサッカーをして、選手も一緒に楽しめれば」

こう抱負を語って、締め括った鬼木監督。新たなチャレンジに取り組む川崎Fは、奪還に向けてどんなサッカーを見せてくれるだろうか。