チェルシーのフランス代表FWオリヴィエ・ジルー(33)が、ラツィオからのオファーを保留しているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じている。

2018年1月にアーセナルからチェルシーに加入して以降、明確な地位を確立できていないジルー。今シーズンはイングランド代表FWタミー・エイブラハムの台頭もあり、ここまでのプレミアリーグで5試合の出場にとどまっている。

そして、不遇をかこつジルーに関しては今冬の移籍市場での退団が取り沙汰され、実際にラツィオとトッテナムが獲得に近づいていた。だが、チェルシーがナポリのベルギー代表FWドリエス・メルテンス、パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニらストライカーの獲得に失敗したことで、最終的に放出を許可せず。今冬のタイミングでの移籍は実現しなかった。

これによって、今夏で現行契約が満了となるジルーは、フリーでの退団が濃厚に。そこで、今冬にも熱視線を注いでいたラツィオが、自由交渉が可能となった中で事前オファーを掲示した模様。しかし、現時点でジルーは返答を保留しているようだ。

『テレグラフ』はその理由として、ジルーがラツィオ同様に今冬獲得に動いていたトッテナムからのオファーを待っているのではないかと主張している。同選手は2012年のアーセナル加入以降、家族ともどもロンドンの生活を気に入っており、今後もロンドン滞在を希望していることが以前から報じられていた。なお、ラツィオと異なり同一リーグのトッテナムはチェルシーの許可が下りない限り、契約が満了するまで事前の交渉は認められていない。

そのトッテナムはエースのFWハリー・ケインの長期離脱を期にジルーを含め、センターフォワードの獲得に動いたが、最終的に補強を行うことはできず。スパーズが今季に関してジルーを戦力と考えていたことは間違いないが、今夏のタイミングで多くの選択肢がある中で再び獲得に動くかは微妙なところだ。ただ、移籍金ゼロとプレミアリーグでの豊富な経験というアドバンテージを考慮するならば、少なくとも候補に1人に入る可能性はあるはずだ。