パリ・サンジェルマン(PSG)のMFアンヘル・ディ・マリアとMFレアンドロ・パレデスのアルゼンチン代表コンビが“エア”マテ茶会を通じて新型コロナウイルス(COVID-19)の予防措置を啓発した。フランス『レキップ』が伝えている。

現在、ヨーロッパで猛威を振るう新型コロナウイルス。これを受けて、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は感染拡大抑制のため、17日正午から少なくとも15日間フランス全土で外出制限を敷いている。

これにより、PSGではFWネイマールとDFチアゴ・シウバがブラジル、FWエディンソン・カバーニがウルグアイと、いずれもコロナウイルスの影響が少ない母国に一時退避している。

一方、ディ・マリアとパレデスのアルゼンチン代表コンビはPSGのフランス人選手らと同様にパリに留まり、自宅待機を選択しているようだ。

その中で両選手はコロナウイルス感染予防措置を啓発するため、南米のソウルドリンクとして知られるマテ茶をテーマにしたややコミカルな動画を公式『インスタグラム』のストーリー機能を使って投稿した。

その動画はディ・マリアとパレデスがパリのアパルトマンの隣人同士という設定でスタート。

ディ・マリアがベランダから顔を出して「(自宅待機が続き)おかしくなりそうだ!」と叫ぶと、すぐさま隣のベランダから顔を出したパレデスが「俺もだ!」と応答。

その後、一度画面が切り替わると、ディ・マリアは再びベランダから顔を出して自身が淹れたマテ茶を容器に注ぎ、「まあ飲みなよ」と、ベランダ越しにパレデスへ手渡した。

再び画面が切り替わると、すっかり日も暮れたベランダでディ・マリアは、動画の視聴者を意識した語り口で、「不愉快な状況が続いてもう耐えられないよね。僕もみんなも閉じ込められている。この状況が早く終わるといいね」とコメント。

続いてパレデスは、「その通りだ。僕も早くこの状況が終わることを期待しているよ。でも、これ(自宅待機)はみんなにとってベストな選択なんだ。ひとまず落ち着こうじゃないか」というコメントでこの動画を締めくくった。

通常、マテ茶はひとつの容器をみんなで回し飲みするため、医師や専門家の間では飛沫感染を誘発する危険な行為とされている。

そのため、今回の動画でディ・マリアとパレデスは本来と異なる形での飲み方を見せていた。また、マテ茶会ではお茶を飲むことだけでなく、気心が知れた仲間と集まって談笑することも大きな目的となっており、それをあえてベランダ越しで行うことにより、感染リスクを軽減するため今は仲間内で集まることを避けようというメッセージを送っている。