元ベラルーシ代表MFアレクサンドル・フレブ氏が、アーセナル時代を回想し、恩師アーセン・ヴェンゲル監督への思いを語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

現役時代は創造性と冷静沈着なプレーでファンを魅了したフレブ。その能力はMFセスク・ファブレガスも舌を巻いており、セスクと同僚だったアーセナルでは公式戦131試合に出場した。

2005年から2008年にかけてプレーした後、バルセロナや古巣のシュツットガルト、BATEボリソフなど多くのクラブを渡り歩き、今月13日に母国のイスロチ・ミンスク・ラヨンで引退を発表した。

引退から間もなく、自身のドキュメンタリーに出演したフレブはアーセナル時代を回想。シュツットガルトからアーセナルに移籍するきっかけとなった恩師ヴェンゲル監督に大きな敬意を持っているようだ。

「僕にとってヴェンゲルはアーセナルであり、アーセナルはヴェンゲルだった。だからヴェンゲルのいないアーセナルを想像するのは難しい」

「ヴェンゲルが僕とサインした時、彼が僕に望んでいたことは出来るだけ早く順応し、試合でファンを喜ばせることだった。彼からはたくさんのサポートを受け取ったよ」

「一度ケガをした時があった。2カ月ぐらいピッチに立てず、なかなか調子を取り戻せなかった。ドイツに戻ろうかとも考えたよ」

「すると監督がいくつか言葉をかけてくれた。それが僕にとって大きな衝撃だったんだ。まるで翼を得たかの様だった。感情や熱意、期待に応えたいという気持ちに圧倒されたよ」

「僕たちのプレーは美しかった。タイトルを取れなかったことは残念だけど、この上なく楽しい時間だった」

「チーム内の関係は素晴らしく、毎朝起きるのが楽しみでしょうがなかった。本当に上手くいっていたからね」

「パートナーと顔を合わせる時間、練習中に仲間たちといる時間、全てがかけがえのないものだった。一生忘れることはないだろう」