マンチェスター・ユナイテッドが今冬にレンタル移籍で加入した元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロ(32)の買い取りに動きだしているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

昨夏、新たなセンターフォワードの獲得なしにベルギー代表FWロメル・ルカクがインテルへ旅立ったユナイテッド。

ルカク不在を感じさせる試合内容に加え、前線に負傷者が続出した影響もあり、今冬の移籍市場ではパリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニやザルツブルクのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(現ドルトムント)ら大物ストライカーの加入が期待されていた。

だが、最終日にようやく獲得にこぎ着けたのは、中国スーパーリーグの上海申花でプレーする元ワトフォードFWだった。これを受けて、クラブ首脳は国内外のサポーターから非難を浴びていた。

しかし、イガロはここまでリーグ戦で無得点ながらも、公式戦8試合4ゴール1アシストと、自身に対する加入当初の懐疑的な見方を大きく覆す活躍を披露。オーレ・グンナー・スールシャール監督やチームメートからの信頼を獲得している。

しかし、『デイリー・メール』が伝えるところによれば、イガロのレンタル移籍期間は通常の6月30日ではなく、それよりも1カ月早い5月31日までとなっているという。

そうなると、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で今シーズンの終了が6月いっぱい、あるいは7月以降までずれ込むことが予想される中、ユナイテッドはシーズン終盤戦真っ只中に同選手を失う可能性が出てくる。

仮にそうなった場合、ユナイテッドは上海申花とレンタル期間の延長交渉を行うか、完全移籍での買い取りに切り替えるかの二択を迫られる。

ただ、現時点でのクラブ内部での評価、ユナイテッドファンを公言するイガロ本人の意向を考えた場合、ユナイテッドが買い取りに動く可能性は高い。

また、上海申花もイガロの売却に前向きな姿勢を見せており、1500万ポンド(約19億3000万円)といわれる評価額を満たしたオファーが届けば、それを受け入れる模様だ。