スペインサッカー連盟(RFEF)は25日、財務的な問題を抱えるクラブを救うための基金の設立を発表した。総額は5億ユーロ(約604億円)規模となる。

現在、世界中で急速に感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)だが、ヨーロッパでも猛威を振るっており、イタリア、スペイン、イングランドでは特に感染者、死者が急増している。

そのため、各国リーグやヨーロッパの大会が全て延期に。また、ユーロも1年間延期されるなどの措置が取られる一方で、各クラブの活動もストップしている状況。選手たちは、自宅でのトレーニングを行うケースが増えている。

各クラブの主な収入源は、試合開催時のチケット収入やグッズ収入、また、テレビの放映権料もかなりの部分を占めているが、試合が行われないこと、クラブの活動が停止していることで収入がゼロに。そのため、財政的に苦しんでいるクラブが増えており、選手たちへ給料の削減を要請する事態に陥っている。

そんな財務的問題を抱えるクラブを支援するために設立された基金は、5年間での返済が考えられている。

RFEFのルイス・ルビアレス会長は「我々はラ・リーガと共に、いくつかのクラブが抱える財務的問題について話し合いたいと思う」とコメントしている。

スペインでは中国を超える死者を記録。イタリアに次いで、世界で2番目に被害を受けている状況だ。