優しくないオーナーはファンから嫌われる運命にある。

ニューカッスルのオーナーであるマイク・アシュリー氏は、シーズンチケットに関して中断中もファン・サポーターに支払いを求めている。イギリス『BBC』が伝えた。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が急速に広まっており、ヨーロッパではイタリア、スペインでは発生源である中国よりも多くの死者を出す事態に。感染者も日に日に増加し、パンデミック(世界的大流行)という状況が起きている。

当然、各国のリーグ戦やチームの活動すら行われていない中、プレミアリーグも当然のように中断中。しかし、この間のシーズンチケットの支払いをニューカッスル側が求めたようだ。

ニューカッスルのサポーター団体であるニューカッスル・ユナイテッド・サポーターズ・トラスト(NUST)は、クラブへ一時的な支払いの停止を要求。しかし、一部のファンは620ポンド(約8万1400万円)を請求される事態が起きていた。

この件に関してニューカッスル側は声明を避けているものの、NUSTとクラブが話し合いを行ったとのこと。NUSTは声明を発表し、提案が却下されたとしている。

「ニューカッスル・ユナイテッドは今日、我々と連絡を取った。クラブは、毎年支払う金額と、毎月支払う金額の両方に対し、凍結、または支払い延期の意思がないと言ってきた」

「ニューカッスル・ユナイテッドは今も動くことが可能で、この世界的な緊急事態の影響で財政難に陥っているファンに、多くの必要なサポートと救済を提供することができる」

下部リーグのクラブは、試合が行われない影響で財政的な問題を抱え始めているところもある。

それはクラブに限らず、一般市民にも当てはまることであり、ニューカッスルのシーズンチケットを20年以上保持し続けているトーマス・コンキャノンさんが『BBC』でコメントしている。

「コロナウイルスの危機により、現在急に仕事を休まざるを得ない自営業者は、数週間から数カ月先は非常に困難な状況になるでしょう」

「シーズンチケットをキャンセルしなければならないという考えは、衝撃的です。この期間に本当に助けが必要なファンの状況を、クラブに理解してもらいたいだけです」

プレミアリーグのクラブでは、ブライトン&ホーヴ・アルビオンなどの複数クラブが、ファンの経済的負担を軽減するため、シーズンチケットホルダーに対し支払いを一旦停止する措置を与えている。