Jリーグは27日、第3回臨時合同実行委員会を行い、新型コロナウイルス感染拡大に関する4つのプロジェクトの報告を行なった。

今回は、「試合日程」、「競技の公平性」、「観戦環境対策」、「財務対応」の4つのプロジェクトのリーダーから報告があった。

「日程プロジェクト」のリーダーを務めるJリーグの黒田卓志氏は、全クラブへ「ホームスタジアムの確保状況」を問い合わせているとのこと。25日の第2回臨時合同実行委員会にて再延期が決定し、J1は5月9日、J2は5月2日、J3は4月25日と段階的に開催される方向で動くが、新たな日程でのスタジアム利用が可能かを確認しているという。なお、各クラブには3月31日までに回答をもらう予定とのことだ。

日程に関しては現在も調整している段階で、1つ目はスタジアムの確保状況、2つ目は早めに延期試合を入れること、3つ目は興行としての公平性を考えるとした。なお、土曜日、日曜日の開催やキックオフ時間に関しても、調整しているとのこと。こちらは4月8日前後までに決めるという。

競技の公平性に関しては、「競技プロジェクト」のリーダーを務める窪田慎二氏から報告があり、昇格やリーグ戦の成立条件が発表された。すでに、J1からJ2、J2からJ3への降格がなく、J2からJ1、J3からJ2への昇格があることは決定していたが、これまで行われてきたJ1参入プレーオフに関しては行われないという。なお、「今後理事会の承認が必要だが、実行委員会では理解を得られた」と報告がなされた。

なお、クラブライセンス制度は継続して適用され、資格がないクラブが昇格圏に入った場合は、認められないこととなる。

また、今シーズンのリーグ戦に関しては、「大会開催については全試合実施を目指しているが、今後不測の事態が起きた場合は、試合を延期したり、代替日程を考えるが、今後設定できないケースもある」とし、基準に関しても全試合数の75%、全クラブの試合数が50%に満たない場合は不成立になり、順位は決定されないとした。その場合は、賞金や表彰も全てなくなる。なお、今シーズンからJ1で導入されているVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)は今後も継続して導入されていくこととなる。