かつてU-20イングランド代表でもプレーしたGKテッド・スミスが24歳で引退を決意した。イギリス『テレグラフ』が報じている。

サウスエンド・ユナイテッドでプレーしていたスミスは、2014-15シーズンにリーグ2(イングランド4部相当)でプロデビュー。クラブはそのシーズンにリーグ1昇格を果たし、2016-17シーズンにはリーグ戦19試合に出場した。

ところがキャリアは思うようにいかず、以降はほとんど出場機会を得られないまま、2018-19シーズンを最後にクラブを退団。今季も無所属の状態が続いていた。

そして先日、スミスから突然の引退宣言。イギリス『テレグラフ』にその経緯を話した。

「僕の望むものではなかった。楽しいものではなかった。僕は試合や練習が大好きだった。でも試合の日には決まってプレッシャーに押しつぶされそうになるんだ」

「僕は試合の後にすぐにSNSを確認してしまう癖があってね。自分が何を言われているのか気になってしまうんだ」

「大体何もないことが多いんだけど、悪かった試合の後に批判コメントを見つけると1週間引きずってしまう。ネガティブな言葉にいつも悩まされていたよ」

「試合は楽しむべきだ。そう出来るよう努力したけど無理だった。長い間、試合が怖くなっていた」

「試合があっても気分は上がらず、おそらくそれが恐怖の始まりだ。それは自分の中にこびりついてしまって、振り払おうにも振り払えなかった」

「他にも同じ立場の人がいるんじゃないかな。僕は僕の言葉がそんな人々の助けになってくれればと願っている」

試合に出ることすらままならない状態だったというスミス。今冬にはトッテナムが獲得に興味を示していたと言われているが、もはやそれを喜べる精神状態ではなかったのだろう。