リバプールは4月30日、リバプール市長を務めるジョー・アンダーソン氏の発言に対して、公式声明を発表した。

今季のプレミアリーグで首位を独走するリバプール。2位マンチェスター・シティに25ポイント差をつけ、30年ぶりのリーグタイトル、そしてプレミアリーグ初優勝が秒読み段階に入っている。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、リーグは3月中旬から中断。最近になって、6月中の再開プランが浮上しており、1日にも会合が行われる見込みだが、依然として不透明な情勢だ。

その状況下において地元のリバプールで市長を務めるアンダーソン氏は30日、現時点で健康と安全が最優先事項であり、このタイミングでシーズンを終了し、リバプールの優勝を認めるべきとの見解を示した。

アンダーソン氏の発言の大部分はリバプールにとってポジティブなものだったが、看過できなかった部分がサポーターに対する言及。同氏は前述のシーズン終了を促す根拠として、たとえ無観客で開催した場合でもアンフィールドのスタジアム外に多くのリバプールサポーターが集まることを危惧していると発言していた。

「たとえ、無観客で試合が行われたとしても、アンフィールドの外には数千人のリバプールファンが集まることになるはずだ」

「我々が求めるガイドラインを遵守し、スタジアムに行かないという判断をする人はそれほど多くないと思う。恐らく、多くの人が優勝を祝おうとスタジアム付近に集まるはずだ。したがって、我々はシーズン再開を望んでいない」

「彼らがアンフィールドの外で優勝を祝おうとする場合、警察がその人々を引き離し、ソーシャル・ディスタンスを維持させることは非常に難しいと思う。それは無茶な話だ」

前述の発言によって愛するサポーターを貶められたと感じたリバプールは、「失望を感じた」と、同氏の発言を非難。さらに、「そのような主張を裏付ける根拠はない」と、サポーターへの信頼を強調している。

「ここ数週間、ソーシャル・ディスタンスの遵守を尊重する決意を私たちに知らせてくれたサポーターグループと話し合いを行ってきました」

「フットボールの再開が発表された場合、私たちはこの重要な目標を達成するという全員の希望に沿って、彼らや他の主要なステークホルダーと協力し続けていきます」

「私たちの継続的な事業の一環として、クラブは市長や彼のオフィスと定期的に連絡を取り合っており、建設的な会話が継続されることを願っています」