来シーズンからマンチェスター・シティに加入するU-17ブラジル代表DFヤン・コウト(17)が、移籍の経緯を明かした。ブラジル『ESPN』が伝えている。

コリチーバの下部組織出身のコウトは、爆発的なスピードとウイングばりの攻撃性能を持つ168cmの右サイドバック。トップチームデビューは果たしていないものの、昨年行われたFIFA U-17ワールドカップ(W杯)でブラジルの優勝に貢献し、世界中のスカウトの注目を集めた逸材だ。

ブラジル国内でDFダニエウ・アウベスの後継者候補と目されるコウトに関しては、今年1月の時点でバルセロナ行きが決定的と報じられていた。

だが、最終的にバルセロナ行きを固辞した若武者は3月初めにシティと5年契約を結び、来シーズンからプレミア屈指の強豪で新たなキャリアをスタートする。

そのコウトは『ESPN』でシティ行きの経緯を初めて語り、バルセロナ加入が目前に迫っていた中、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督からの熱心な説得により考えを改めたことを明かした。

「バルセロナとは良い話し合いができていたし、そこへ行くつもりだったんだ。だけど、マンチェスター・シティが突然現れて、今後の育成計画について明確なモノを示してくれたんだ」

「当初、彼らは僕を獲得してすぐにレンタルに出すことを計画していた。だけど、ちょうどそのタイミングでグアルディオラと直接話をすることができたんだ」

「そして、彼はトップチームと共にプレシーズンのトレーニングに参加させる意向であることを教えてくれた。同時に、それ以降は僕のパフォーマンス次第だってこともね」

「グアルディオラはとても気遣いのできる人だと感じたよ。そして、僕が加入したことを本当に嬉しいって言ってくれたんだ。だから、僕にとってシティ行きは最高の決断だったと思っているよ」

なお、シティはグアルディオラ監督の説得という切り札に加え、バルセロナが掲示した金額より高額な600万ユーロ(約7億1000万円)のオファーをコリチーバ側に掲示。さらに、コウトが幾つかの条件をクリアした場合、移籍金の総額は1200万ユーロ(約14億2000万円)にも上昇するという。