モナコが今夏の移籍市場でU-19フランス代表DFブノワ・バディアシル(19)の売却を検討しているようだ。フランス『TF1』が報じている。

モナコ下部組織出身のバディアシルは196㎝の大型センターバック。ドルトムントで活躍する同世代のU-21フランス代表DFダン=アクセル・ザガドゥ(20)と利き足、体躯共に共通点が多いものの、より機動力とビルドアップセンスに長けた印象だ。

2018年2月にトップチームに昇格すると、公式戦29試合に出場した昨シーズン途中から主力に定着を遂げ、今シーズンもリーグ・アン16試合に出場していた。

過去にマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリー、チェルシーからの関心が伝えられた逸材DFに関しては昨年12月に2024年6月までの長期契約を締結しており、クラブサイドとしてはより市場価値が高まる数年後の売却を見込んでいる。

だが、4月30日に打ち切りが決定した2019-20シーズンのリーグ・アンで9位フィニッシュとなったモナコは、ヨーロッパのコンペティションを逃したことによる損失に加え、シーズン打ち切りによるテレビ放映権料の大幅な減額によって財政的なダメージを負っている。

先日にはオレグ・ペトロフ副会長が今夏の移籍市場に向けて緊縮財政を強いられることを認めており、エースストライカーを務めるフランス代表FWウィサム・ベン・イェデル(29)らの売却の可能性を示唆している。

そして、『TF1』が伝えるところによれば、クラブはその放出リストの中に若手有望株のバディアシルを新たに加えたようだ。

なお、少なくとも移籍金2000万ユーロ(約23億7000万円)程度が見込めるU-19フランス代表DFに関しては前述のクラブと共に、国内のライバルクラブであるリヨンが強い関心を示しているようだ。