ミランが新監督に招へいするとみられているラルフ・ラングニック氏が、噂について言及した。

シュツットガルトやハノーファー、シャルケ、ホッフェンハイムなどで指揮を執ってきたラングニック氏は、2012年にザルツブルクとRBライプツィヒの統括スポーツディレクターに就任。このことが大きく人生を変える。

ザルツブルクとライプツィヒではチームに改革をもたらすとともに、移籍戦略でもサポート。その結果、指揮官の育成も図り、クラブの規模拡大に尽力する。

2015年7月からはライプツィヒで監督を務めると、クラブ創設8年目でブンデスリーガ昇格を掴み取る手腕を見せる。

その後は、暫定的な指揮官やスポーツディレクターを歴任し、現在はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズ、ブラジル・セリエAのRBブラガンチーのを含めた、レッドブルグループのスポーツ部門兼サッカー開発部門の責任者に就任していた。

かねてからミラン行きの噂が上がっていたラングニック氏は、ドイツ『Mitteldeutsche Zeitung』で今回の噂について言及。ミランからのアプローチを認めたものの、新型コロナウイルスの影響で進んでいないことを明かした。

「ミランからのアプローチはあったが、新型コロナウイルスの発生により、ラルフ・ラングニックが適切な人物なのか、またはそうでないのかを含め、他にも考慮すべきことが生まれてしまった」

ミランでは、単なる監督としてだけではなく、マネージャーとしての役割も求められるとみられているが、ラングニック氏はかつてのライプツィヒでの出来事を回想し、影響力を持って決断する必要性を説いた。

「私は財務面には興味がない。私にとっては、ある程度の影響力が必要だ。それは、力と同じではないものの、状況によっては物事を動かすために、力が必要になる場合もある」

「私はライプツィヒでの初日を思い出した。フィジオセラピスト(理学療法士)はおらず、医者も、コーチもいなかった。シーズンはあと2週間で始まる予定だった」

「迅速な判断が必要だったので、私はアレクサンデル・ツォルニガー監督を雇い、5時間で2人の新しいフィジオセラピストと2人の医者を招へいした。残りは、アレクサンデル・セコラの推薦にした」

「他の場所で働くことを理論的に考えなければならない場合、そのような迅速な決定を下す機会を与えられることがある」

セリエAもブンデスリーガもMLSも全てストップしている現状。新シーズンのことを考える前に、2019-20シーズンの処遇が注目されているが、果たしてラングニック氏はどういった動きを見せるのか注目だ。