シーズンの再開を目指すプレミアリーグだが、クラブのメディカルチームから再開に向けた懸念点がリーグへ届いたようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて全てのサッカー活動がストップしているイングランド。しかし、プレミアリーグはシーズンの再開に向けて動くことが全クラブ一致で合意されている。

再開の目処を6月12日と設定しているプレミアリーグでは、一部のクラブがトレーニング施設での個人トレーニングを再開。着実にその道を歩んでいっている。

しかし、新型コロナウイルスは見えざる敵。いつ何が起こり、感染が再び広がるかは分からず、医療関係者は最悪の事態を想定し、早期の再開に否定敵だ。

『The Athletic』によると、プレミアリーグのクラブに所属する医師たちが、懸念点や質問をリーグのメディカルアドバイザーであるマーク・ジレット氏とリチャード・ガーリック氏に書面で送付。匿名で書面が送られてきたようだ。

その書面には、プレミアリーグ・ドクターグループ(PLDG)がトレーニング再開に関して、約100の質問と問題点をリスト化しているもので、まだ対処されていない複数の懸念点を示しているということだ。

死のリスクがまだある中、ガイドラインを「承認」する方法に疑問が投げかけられており、このような短期間の重要な政策の進展と変化に、クラブがどう対処できるかをより明確にする必要があるとされている。

また、汗を介した病気の伝染の可能性やウイルスがGKのグローブでどれだけ長く生存するかについても質問があったとのこと。また、別の強調されていた問題として、黒人、アジア人、少数民族(BAME)の人々が、新型コロナウイルスにかかるリスクが高いというものも掲げられていたようだ。

まだまだ懸念材料は多く残る中での再開に向けた動き。医療従事者からすれば、大きな懸念材料であることは間違いなく、自身の危険だけでなく、選手の命の危険にも関わる可能性がある。

なお、プレミアリーグは今回届いた質問事項に関して、全て回答することを約束したとのことだ。